マッチングアプリと結婚相談所って、具体的にどのような部分が違うの？また、料金の差はどのくらい？

2024年9月21日 19時10分

結婚相手を探すなら、マッチングアプリと結婚相談所のどちらにすべきか迷います。どちらもメリット・デメリットがあり、一概にどちらがよいとは言えません。そこで今回は、マッチングアプリと結婚相談所の違いを、費用面や特徴など具体的に比較していきます。

マッチングアプリと結婚相談所の主な違い

マッチングアプリと結婚相談所、それぞれの主な違いを比較してみましょう。

サービス形式

マッチングアプリは、自分のペースで婚活を進められるのが特徴です。相手探しからメッセージのやり取り、デートのセッティングまで、すべて自分で行います。そのため、自由度が高く、自分の時間に合わせて活動することが可能です。
しかし、サポートが一切ないため、自己責任で進める必要があります。第三者の介入は基本的にないため、自分の力で出会いを築かなければなりません。
一方、結婚相談所は、専任のカウンセラーやアドバイザーがサポートを提供します。相手探しから交際、成婚までを支援してくれるため、安心です。専門家のアドバイスを受けながら婚活を進めることができ、効率的に相手を見つける手助けをしてもらえます。

会員の真剣度

マッチングアプリの利用者は、結婚に対する真剣度がさまざまです。恋愛目的で利用している人もいれば、結婚を真剣に考えている人もいます。
また、利用者の目的も多岐にわたり、恋愛、結婚のみならず、友達探しなどを目的としているケースもあります。そのため、マッチングアプリでは目的に応じて多様な人と出会える一方、目的が不明確な場合もあります。
結婚相談所に登録する人は、結婚を真剣に考えている人が多く、目的意識が明確です。独身証明書や年収証明書の提出が求められるため、身元の確実性が担保されています。これにより、結婚に対する意識が高い人と出会う機会が多く、より真剣な婚活を行うことが可能です。

出会いまでの時間

マッチングアプリは、短期間で多くの相手と出会うことができます。効率的に利用すれば、比較的早く出会いが得られる可能性がありますが、相性の良い相手と出会えるかは運次第です。
一方、結婚相談所の場合は、専門家のサポートを受けながら相手探しを進めるため、比較的早く出会いが見つかることがあります。相手のプロフィールや条件に合わせて、しっかりとマッチングすることを重視してくれます。慎重に進めるため、出会いまでの時間は少し長くなる場合があるでしょう。

プライバシー

マッチングアプリは匿名性が高いものも多く、プライバシーを重視する人に向いています。ただし、個人情報が漏洩するリスクもゼロではないため、情報の取り扱いには注意が必要です。
結婚相談所では、本人確認が厳格に行われます。プライバシー保護のために厳重な管理体制が整っていることが多く、個人情報の取り扱いには慎重です。

マッチングアプリと結婚相談所の費用の差

マッチングアプリと結婚相談所の費用には大きな違いがあります。例えば、株式会社リクルートが提供する婚活アプリ「ゼクシィ縁結びエージェント」の人気No.1プランにかかる費用は、次の通りです。

・入会金: 3万3000円
・初期費用: 6万6000円
・月会費: 1万7600円
・お見合い料・成婚料: 無料

一方、マッチングアプリの費用体系は異なります。多くのマッチングアプリでは、基本機能が無料で利用できる一方、追加機能やプレミアムプランには料金がかかります。
例えば、あるマッチングアプリの場合、男性の有料会員プランは以下の通りです。

・1ヵ月: 3700円～
・3ヵ月: 9900円～（1ヶ月あたり3300円～）
・6ヵ月: 1万3800円～（1ヶ月あたり2300円～）
・12ヵ月: 1万9800円～（1ヶ月あたり1650円～）

このように、マッチングアプリは比較的低コストで始められる一方、結婚相談所はより高額な初期費用がかかることが特徴です。

マッチングアプリと結婚相談所は、それぞれの特徴と費用に大きな違いがある

マッチングアプリは比較的低コストで始められるのに対し、結婚相談所はより高額な初期費用がかかることが特徴です。
マッチングアプリは気軽に始められる手軽さが魅力ですが、真剣に結婚を考えている人にとっては、目的が異なる人がいる可能性があり、ミスマッチが発生する可能性があります。
結婚相談所は、費用は高めですが、プロのサポートを受けながら確実に結婚相手を見つけたい人におすすめです。ご自身の希望やライフスタイルに合わせて、最適な婚活方法を選んでください。