マンUがゴレツカの動向注視か…バイエルンで序列低下、買取OP付きレンタルの可能性も?

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 マンチェスター・ユナイテッドがバイエルン所属のドイツ代表MFレオン・ゴレツカに関心を寄せているようだ。19日、イギリス紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』やスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 現在29歳のゴレツカはボーフムの下部組織出身で、2012年夏にトップチーム昇格を果たした。その後、シャルケで5シーズンに渡って主力として活躍し、2018年夏にバイエルンへ完全移籍で加入。すぐさま中盤の定位置を掴むと、ここまで公式戦通算223試合の出場で41ゴール46アシストをマークし、5度のブンデスリーガ制覇を含む数々のタイトル獲得に貢献している。

 しかし、在籍7年目の今シーズンはヴァンサン・コンパニ新監督の下で序列が低下。ここまで公式戦2試合に出場し1ゴールを挙げているものの、ピッチに立った時間は10分間に留まっている。バイエルンの中盤にはドイツ代表MFジョシュア・キミッヒや同MFアレクサンダル・パヴロヴィッチ、ポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ、オーストリア代表MFコンラート・ライマーら実力者が揃っていることから、今後の出場機会も限定的になるとの見方が強い。

 そんななか、マンチェスター・ユナイテッドがゴレツカの動向を注視し、今後の移籍市場での獲得を検討しているようだ。ブラジル代表MFカゼミーロとデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの長期的な将来が不透明となっている同クラブは、今冬以降の移籍市場で中盤の補強に乗り出す可能性があり、ゴレツカの名前もリストアップされているようだ。また、ウェストハムも同選手に関心を寄せているという。

 なお、バイエルンはゴレツカとの現行契約が来夏で残り1年間となることから、売却も視野に入れており、買い取りオプション等を含むレンタル放出も検討しているようだ。しかし、同選手の高額の週給が交渉の障壁になる可能性が高いと『ESPN』は指摘している。