決勝は北朝鮮と対戦するヤングなでしこ。(C)Getty Images

写真拡大

 現地9月18日、コロンビアで開催されているU-20女子ワールドカップの準決勝2試合が行なわれた。

 U-20日本女子代表は、松窪真心の2ゴールでオランダに2−0で勝利。23日の決勝で、アメリカに1−0で競り勝った北朝鮮と相まみえる。

 この結果を受け、中国メディア『直播吧』は「日本と北朝鮮が決勝で対決!中国女子サッカーがテクニカルサッカー路線を貫くよう刺激を受ける」と題した記事を掲載。次のように伝えた。

「『北京青年報』がU-20女子W杯決勝で日本と北朝鮮が対決したことについて、中国女子サッカーがユーストレーニングの基盤をしっかりと築き、テクニカルサッカー路線を貫くよう刺激を受けたと報じた」
【画像】U-20女子ワールドカップで決勝進出!笑顔でポートレート撮影に臨んだヤングなでしこを特集!
 同メディアは「U-20女子W杯では、アジアのチームが比較的優位に立っていると言わざるを得ない。日本、韓国、北朝鮮はいずれもノックアウトステージに進出し、日本と北朝鮮は決勝戦で対戦する。両チームはグループステージとノックアウトステージの両方で完璧な成績を残している」と続けている。

「日本と北朝鮮が活躍し、中国サッカーの遅れを改めて浮き彫りにした。特に、アジアサッカー界を席巻した日本サッカーは世界制覇を目標にしている。女子ユースサッカーの主要な国際大会では、日本は頻繁に出場するだけでなく、各大会で優勝候補の1つでもある」

 記事は最後にこう締め括っている。

「今回のU-20女子W杯における日本と北朝鮮の成功は、中国女子がユーストレーニングの強固な基盤をしっかりと築き、テクニカルサッカーの路線を貫くことを奨励するものとなった」

 日本や北朝鮮は中国の手本になると、考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部