バラエティー番組『秘密のケンミンSHOW極』(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後9時〜)は、「日本全国、その県ならではの魅力をディスカバリー!知っているようで知らないご当地グルメやちょっと変わった習慣など、あっと驚くケンミンの秘密を余すことなくご紹介」(公式YouTubeより)する内容が人気を集めています。今夜9月19日は、「ソース味でも塩味でもない唯一無二の味!?宮城『石巻焼きそば』」が放送されます。『おとなの週末Web』でも、上記のような“ご当地焼きそば”を取り上げてきました。おススメ記事のダイジェストをお届けします。

バラエティー番組『秘密のケンミンSHOW極』(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後9時〜)は、「日本全国、その県ならではの魅力をディスカバリー!知っているようで知らないご当地グルメやちょっと変わった習慣など、あっと驚くケンミンの秘密を余すことなくご紹介」(公式YouTubeより)する内容が人気を集めています。今夜9月19日は、「ソース味でも塩味でもない唯一無二の味!?宮城『石巻焼きそば』」が放送されます。『おとなの週末Web』でも、上記のような“ご当地焼きそば”を取り上げてきました。おススメ記事のダイジェストをお届けします。

杜の都の「仙台マーボー焼そば」

筆者が住む宮城県北部でも、中華料理店のメニューで「仙台マーボー焼そば」を見かけるようになったのはいつからだろう。……というか、私、食べたことあったっけ? 本当に宮城のご当地グルメなの?? 仙台マーボー焼そばに失礼なことばかりを考えながら調べてみると、どうやら「仙台マーボー焼そば推進委員会」なる組織があるらしい。

仙台マーボー焼そば推進委員会委員長の大柳憲太郎さんが代表を務める『中国菜館 まんみ 泉中央店』は、1972年の創業。麺、飯、点心など40種類を超えるメニューを揃え、昔から仙台市民に親しまれてきた。ホルモンラーメン、塩スーラータン麺など、ここでしか味わえないオリジナルラーメンも人気を博す。

宮城の知られざるご当地グルメ「仙台マーボー焼そば」のルーツを探る!

「当時では珍しかったジャージャー麺や、具材としては考えられなかったホルモンを使ったラーメンを味わってほしいと、私の父が始めた店です。職人気質の父は、食材をそのまま使うことはほとんどなく、何かしらの手を加えてオリジナルの味に仕上げていました」と、2代目の大柳さん。

それでは、大柳さんが仙台マーボー焼そば推進委員会委員長を務めるまでには、どのような経緯があったのか?

「1972年の開業間もない頃、うちは五目焼きそばが好評をいただき、看板メニューになっていました。ある日、ふだんより注文が入らなかった五目焼きそばの麺が残り、それでまかないを作ろうということになったんです。

たまたまその時、注文の入ったマーボー豆腐を作って余ったため、五目焼きそばの麺にかけて食べていたところ、店内にいたお客さんの目に止まり、『旨そうだから作ってよ』と言われた。それがメニューになったというわけです。ただ、五目焼きそばの人気の影に隠れた“知る人ぞ知る”的なメニューで、出るのは1日1〜2食でしたね」

ところが、2013年にあるテレビ番組で「仙台市民のソウルフード」と取り上げられ、『まんみ』のみならず仙台市内の中華料理店に問い合わせが殺到する。

かねてから「若い世代に、ラーメン以外の中華料理を食べてもらうためにはどうしたらいいのか」と考えていた大柳さんは、仙台マーボー焼そばを一過性のものにせず、仙台の新たな名物料理として育てていくことを宮城県中華飲食生活衛生同業組合に提案した。

「というわけで委員会を立ち上げることになり、言い出しっぺの私が初代委員長になっただけです(笑)。

元祖人気メニューの五目焼きそばに並び、仙台マーボー焼そばののぼりが立つ

※全文は下記から読めます。

・宮城の知られざるご当地グルメ「仙台マーボー焼そば」のルーツを探る!
https://otonano-shumatsu.com/articles/293857

宮城の知られざるご当地グルメ「仙台マーボー焼そば」のルーツを探る!

北の大地の「小樽あんかけ焼きそば」

実は今回の旅で初めて知ったのだが、小樽には戦後間もなくあんかけ焼そばが登場し、繁華街で買い物した後に家族で食べるメニューとして普及していった、いわばソウルフードだとか。小樽で“焼そば”と言えば、ソース味のそれではなく、このあんかけ焼そばを指すのだそう。

市内には約80軒もの提供店があり、飛び込んだのが地元で人気の『中華食堂 桂苑』。

小樽の『中華食堂 桂苑』

早速お願いすると、店員さんが「めん!」と厨房に注文を通すあたり、看板メニューだということがうかがえる。

間もなくやってきたのがこちら。具沢山な餡で麺が見えないほど覆われていいて、中から引き出してみれば、所々に強めの焼き色をまとった姿。これも小樽のあんかけ焼そばの特徴なんだとか。

トロミの強い餡と共に口へと運べば、鼻腔を抜けるたまらぬ香ばしさ。麺はカリッと焼かれた部分とモチっとした部分との食感のコントラストも楽しめる。

小樽の「あんかけ焼そば」
積丹町の『お食事処みさき』の「赤・白 生ウニ丼」

※全文は下記から読めます。

・今が旬!ウニ好きが集まる積丹で捕れたてウニを食べる旅【小樽あんかけ焼きそば情報付き】
https://otonano-shumatsu.com/articles/319769

今が旬!ウニ好きが集まる積丹で捕れたてウニを食べる旅【小樽あんかけ焼きそば情報付き】

【番外編】名店『南国酒家』の「あんかけやきそば」

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京駅・グランスタ八重北 1階の店『あんかけやきそば 南国酒家』です。

パイナップル入りの酢豚を世に送り出したことで知られる『南国酒家』。原宿にある本店の全メニューの中で、そんな名物料理と肩を並べる売れ筋が「あんかけやきそば」なんだとか。

『南国酒家』の「五目具だくさんあんかけやきそばセット」。 餡には焼豚、エビやイカ、野菜類などがどっさり入る。セットは焼売、ご飯、杏仁豆腐付き

・中華の名店『南国酒家』人気の”あんかけ焼きそば”専門店が東京駅に
https://otonano-shumatsu.com/articles/314632

中華の名店『南国酒家』人気の”あんかけ焼きそば”専門店が東京駅に

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