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 シンガー・ソングライターの米津玄師(33)が18日放送のNHK「虎に翼×米津玄師 スペシャル」(後8・00)に出演。NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の主題歌を担当し、その制作秘話を語った。

 この日は朝ドラ「虎に翼」でヒロインを務める伊藤沙莉と主題歌「さよーならまたいつか!」を手掛けた米津の豪華対談が実現。

 劇中の日比谷公園のセットを舞台に伊藤は「“さよーならまたいつか!”の歌詞の前にくるフレーズが全部好きで、“知らねえけれど”とか“消え失せるなよ”とかあそこがいつもドキッとするんです。だから…好きでした」と本人を前に伝えた。

 すると米津は「(歌詞が)暴力的であるのは承知の上で、同じ目線に立って自分も感じたことがある理不尽や怒りを思い起こしながら彼女(寅子)の気持ちになって作っていた」と制作秘話を明かす。

 さらに「意図的にああいう荒々しい言葉を入れていかないことには成立しない実感があった」と事前に台本を読んで感じたといい「なんならNHKの朝ドラの主題歌としてこの言葉遣いってふさわしくなくない?って言われるくらいのものを宿していないと本質的な意味でこのドラマの主題歌はできないんじゃないかと感じがあったんです」と真剣な表情で語った。