「決行間近」マンCロドリ、“選手は二の次”の過密日程是正へストライキの構え「40〜50試合が限度。質が落ちる」
再び、声を大にして不満を訴えた。
マンチェスター・シティのMFロドリが、現地時間9月18日に開催されるチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節、インテル戦を前に会見に出席。選手たちを苦しめている過密日程に正面から切り込んだ。英紙『Daily Mail』が伝えている。
CLは今季から大会フォーマットを変更し、出場クラブ数が32 から36に増加。それに伴い、グループステージ制から出場全チームが1つのリーグ戦を戦うリーグフェーズに変わり、ただでさえ試合でびっしり埋まっているカレンダーが、より忙しないものとなった。
以前に「試合はどんどん増えているし、これからも止まりそうにない。選手を大切にしなければならない。もうこれ以上できないところまで来てしまった」と語っていたロドリは今回、対抗手段として、ストライキを検討していると明かした。
「僕らは決行の間近にいると思う。理由は簡単だ。どの選手に聞いても同じように言うだろう。このままいけば、他の選択肢がなくなる瞬間が来るだろう。
やりすぎだと思う。誰かが我々のケアをしなければならない。僕らはこのスポーツ、あるいはビジネス、何と呼んでもいいのだが、その主役なのだから。全てがお金やマーケティングというわけではなく、ショーのクオリティも重要なんだ」
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今夏にはEURO制覇に大きく貢献したスペイン代表MFは、そのEUROに参加せず、長期のオフを取れた分、より凄みが増しているアーリング・ハーランドを好例として提示。「彼は母国(ノルウェー)がEUROの出場権を得られなかったため、長い休みを取っていた。それで今のパフォーマンスだ」と切り出し、休養の重要性を強調した。
「僕は40試合から50試合が、選手が最高レベルでプレーできる量だと考えている。それ以上はフィジカルレベルの維持が不可能だ。人々がより良いサッカーが見たいのであれば、休養が必要だ。試合数が多くなればなるほど、パフォーマンスも試合の質も落ちる」
前日にはリバプールのGKアリソン・ベッカーが同様の問題に触れ、「試合数増加についてどう思うか、誰も選手に聞かなかったりもする。我々の意見は重要ではないのかもしれない。でも、僕らがどう考えているかはみんな知っている。みんな、うんざりしているんだ。みんなで座って、全ての関係者の意見を聞くべきだ」と唱えた。
今後、ストライキ以外で問題解決に向けた具体的な動きはあるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
マンチェスター・シティのMFロドリが、現地時間9月18日に開催されるチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節、インテル戦を前に会見に出席。選手たちを苦しめている過密日程に正面から切り込んだ。英紙『Daily Mail』が伝えている。
CLは今季から大会フォーマットを変更し、出場クラブ数が32 から36に増加。それに伴い、グループステージ制から出場全チームが1つのリーグ戦を戦うリーグフェーズに変わり、ただでさえ試合でびっしり埋まっているカレンダーが、より忙しないものとなった。
「僕らは決行の間近にいると思う。理由は簡単だ。どの選手に聞いても同じように言うだろう。このままいけば、他の選択肢がなくなる瞬間が来るだろう。
やりすぎだと思う。誰かが我々のケアをしなければならない。僕らはこのスポーツ、あるいはビジネス、何と呼んでもいいのだが、その主役なのだから。全てがお金やマーケティングというわけではなく、ショーのクオリティも重要なんだ」
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今夏にはEURO制覇に大きく貢献したスペイン代表MFは、そのEUROに参加せず、長期のオフを取れた分、より凄みが増しているアーリング・ハーランドを好例として提示。「彼は母国(ノルウェー)がEUROの出場権を得られなかったため、長い休みを取っていた。それで今のパフォーマンスだ」と切り出し、休養の重要性を強調した。
「僕は40試合から50試合が、選手が最高レベルでプレーできる量だと考えている。それ以上はフィジカルレベルの維持が不可能だ。人々がより良いサッカーが見たいのであれば、休養が必要だ。試合数が多くなればなるほど、パフォーマンスも試合の質も落ちる」
前日にはリバプールのGKアリソン・ベッカーが同様の問題に触れ、「試合数増加についてどう思うか、誰も選手に聞かなかったりもする。我々の意見は重要ではないのかもしれない。でも、僕らがどう考えているかはみんな知っている。みんな、うんざりしているんだ。みんなで座って、全ての関係者の意見を聞くべきだ」と唱えた。
今後、ストライキ以外で問題解決に向けた具体的な動きはあるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部