ソフトバンクは、モトローラ製のAndroidスマートフォン「motorola razr 50s」を9月27日に発売する。価格は11万5200円。ソフトバンクでは、割賦での購入で購入から1年は月額3円の支払いになるとしている。

razr 50sの特長

 razr 50sは、モトローラの折りたたみ型Androidスマートフォン。アウトディスプレイが大型化したことが特徴。従来の1.5インチから約3.6インチに拡大したことで、端末を開かずに多くのアプリを操作できるようになった。音楽プレイヤーの選曲や地図アプリの確認のほか、文字入力も可能なため目的地検索、メッセージアプリの返信などもできる。

 フリップタイプのデザインを活かして「スタンド」「テント」「ラップトップ」と3つの使い方ができ、アウトディスプレイで映像を確認しながらの自撮りができる。また、90度に本体を折りたたむと、家庭用ビデオカメラのような感覚で動画を撮影できる。ヒンジは第4世代型で前モデルよりも小型化されている。

 3色のカラーバリエーション展開が用意される。それぞれのカラーに合わせたケースがパッケージに付属する。

主な仕様

 搭載するOSは、Android 14。チップセットはメディアテック製の「Dimensity 7300X」。12GBのメモリーと512GBのストレージを備える。外部ストレージは非対応。ディスプレイサイズは約6.9インチ(FHD+)。アウトディスプレイは約3.6インチ。

 アウトカメラは約5000万画素のメインカメラと約1300万画素の超広角+マクロカメラを搭載する。インカメラは約3200万画素のシングルカメラ。

 バッテリーサイズは4200mAh。最大30Wの有線充電と15Wまでのワイヤレス充電(Qi)に対応する。本体の大きさは約171.30×73.99×7.25mmで重さは約188g。折りたたみ時の大きさは約88.03×73.99×7.25mm。

 カラーバリエーションはコアラグレイ、サンドクリーム、スプリッツオレンジの3色展開。指紋認証と顔認証に対応しており、おサイフケータイを利用できる。IPX8の防水機能を備える。