トッテナム戦に出場したユリエン・ティンバー【写真:ロイター】

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アーセナルがダービーに勝利するも…

 イングランド1部アーセナルは現地時間9月15日、プレミアリーグ第4節でトッテナムと対戦。

 白熱のノースロンドン・ダービーを1-0で制した。この試合でDFユリエン・ティンバーの足裏タックルへの判定に注目が集まっている。

 問題のシーンは前半35分、ティンバーが相手DFペドロ・ポロとマッチアップしたなかで、右足裏がペドロの右足首にヒット。これにはすぐさまイエローカードが提示されたなか、その後の流れでティンバーとGKグリエルモ・ヴィカーリオが一触即発。ティンバーは両手でヴィカーリオの胸ぐらを掴むも、イエローカードの提示に留まった。

 試合はその後、後半19分に右サイドのコーナーキックからDFガブリエウ・マガリャンイスが高打点ヘッドで合わせてこれが決勝ゴールとなり、アーセナルが1-0で勝利した。

 そんななか、英紙「ザ・サン」では「ティンバーはトッテナム戦で退場処分を受けるべきだった」とティンバーに注目。「このDFは自身初のノースロンドン・ダービーに出場し、前半にタックルで乱闘の火種を作った」と、ヴィカーリオとの一触即発について伝えた。

 また、英紙「インディペンデント」ではハリー・レドナップ氏と、ポール・マーソン氏のコメントを紹介。両氏はティンバーが退場を逃れたことについて「信じられないほどラッキー」と話し、「過剰な力で突っ込んでいたし、異常な行為だった」と、危険プレーを非難した。

 危険プレーに加えて、あわや一触即発の火種にもなったティンバー。イエローカード止まりの判定には元選手も納得のいかない様子だった。(FOOTBALL ZONE編集部)