Image: マジモバ

情熱価格は本当か?

ドンドンドン、ドン・キホーテは、オリジナルブランドのパソコンまで販売し、家電などにも力を入れてきました。このほどドンキの運営を手がけるPPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)は、いわゆる格安SIMの新サービスとなる「マジモバ」をスタート。一部の店舗やオンラインで申し込めるMVNOへの参入を果たしましたよ!

史上最安値とはいえないかも…

気になるマジモバの料金プランですけど、ドコモ回線の音声通話が標準セットになって、最安料金となる「驚安プラン」の月額利用料は770円。毎月3GBのデータ通信が可能です。なお、月額880円の10分かけ放題をセットしない場合、通話料金は30秒21.89円となりますね。

一方、もう少しデータ通信量がほしい人向けには、15GBから利用できる「最驚プラン」を2508円で用意。25GBなら3278円、50GBなら6050円となっており、大手携帯電話キャリアの通信料金と比較すれば、確かにお得です。とはいえ、本当に月額利用料金の最低価格のみで選ぶなら、たとえば、NUROモバイルだと、15GBを月額1790円で利用できる「VLLプラン」が提供中。こちらは通話料金も30秒11円と安く設定されています。

最大の魅力はドンキで毎月もらえるもの…?

マジモバは、業界最安を高らかに掲げて登場してきたわけではないみたい。むしろ、ドン・キホーテなどのディスカウントストアと、マジモバユーザーをつなぐ、新たな試みのアミューズメント性を重視しているようです。その取り組みの1つに、お店へ足を運んで毎月もらえる商品がありますよ。

ドン・キホーテに加え、アピタやピアゴなどで利用できる電子マネーの「majica」アプリの会員になっておくと、なんと3種類の交換商品を選べるクーポンが、マジモバユーザーへ毎月届けられます。その中身は、モンスターエナジーのドリンクやチョコパイ、餃子にサラダ油、卵パックまで、数百円クラスのものばかり。これ、ドンキの格安SIMを使ってるだけで、毎月必ず無料でゲットできてしまうんですよね。

ただし、月額770円の利用料金で使える驚安プランのユーザーに、この特典はついていません。最驚プランの料金体系を考えると、毎月のプレゼントの値段を差し引いても、他社より絶対に安く使えるとはいえないでしょう。ただし、こういう毎月のお楽しみって、やっぱりうれしかったりします。今月はなにかな? どれを選ぼうかな? そういう小さなワクドキとともに使える格安SIMってよいのでは?

そういえば、堀江貴文氏が立ち上げたHORIE MOBILE(ホリエモバイル)という格安SIMには、毎月「小麦の奴隷」のショップでカレーパンを1個もらえる特典がありました(いまは特典終了がアナウンスされています)。

ドンキなら、もういつもお世話になっているというユーザーは少なくないですし、マジモバに乗り換えようっかなという人、けっこう出てくるやも〜。

Source: マジモバ