【浜松の定番スポットを巡る】「浜松餃子」の名店や遊び心あふれる「スイーツバンク」、浜松城も
静岡県西部に位置する浜松市。豊かな自然と歴史、おいしいグルメが揃っています。
今回は、一度は訪れたい浜松の定番スポットをご紹介。いずれも浜松在住の筆者イチオシです。
■浜松餃子を食べるなら人気店「福みつ」へ
静岡県浜松市のご当地グルメといえば、野菜たっぷりの「浜松餃子」です。市内には数多くの餃子専門店がありますが、浜松でトップクラスにおいしい餃子を食べるなら「福みつ」がおすすめ!
ランチタイムには行列もできる人気店。筆者が訪れたときは、10組ほどのお客様が待っていましたが、座席は70席ほどあるので、意外と回転率は良いです。
メニューはとってもシンプル。餃子の「単品メニュー」か「定食メニュー」だけ。単品の餃子は10個〜最大50個まで、定食メニューは小(10個)、中(15個)、大(20個)のオーダーが可能です。
筆者は定食メニューの中(15個)をオーダー。さらに注文時に付け合わせを「キムチ」か「漬物」を選択できます。
なお、餃子の専用タレはなく、テーブルごとに酢・しょうゆ・ラー油が置いてあり、好みに合わせて調合します。
餃子の皮は厚く、揚げ焼きのようなカリッとした食感。餡はキャベツ多めのざく切り感があり、あっさりしていてパクパク食べられます。
ただし、焼きたての餃子は熱々なので、やけどに注意! みそ汁とキムチが餃子の脂感をリセットしてくれ、すべてのバランスがパーフェクトです。
■巨大なアイテムが点在する「スイーツバンク」はインパクト大!
スイーツバンク は2021年4月にオープンした浜松の注目スポット。うなぎパイでおなじみの「春華堂」と「浜松いわた信用金庫」からなる複合施設です。そのユニークな外観から非日常の空間に誘い込まれますよ。
施設内には巨大なアイテムが散りばめられており、まるでこびとの世界に迷い込んだ気分に。細部にまでこだわっていて、見ているだけで面白いです。
こちらは春華堂の巨大な紙袋。持ち手の紐も再現されています。
浜松いわた信用金庫の建物の上には、巨大な新聞紙。きちんと記事まで描かれていて、机に置かれている様子がリアルですね。
浜松いわた信用金庫のマスコット的存在、真っ赤な貯金箱の「PIGGIE(ピギー)」も! 上部にはお金を入れる穴もありますよ。ぜひジャンプして確かめてみてくださいね。
館内の「SHOP春華堂」のショーケースには色とりどりのスイーツが並び、棚にはオリジナリティに富んだ商品が勢揃い。定番のうなぎパイはSWEETS BANK限定デザインのパッケージがあり、お土産にも最適です。
窓越しにパティシエたちの手仕事を見ることもできます。時間が合えば、焼きたてのカヌレやフィナンシェが購入可能。筆者はこれを狙って行きました!
焼きたてのカヌレはほんのり温かく、外はカリカリ、中はもっちり柔らかくておいしかったです。サイズは結構大きめで食べ応えがあります。購入したスイーツは館内のソファスペースなどで味わってもOKです。
春華堂直営のカフェ&ベーカリーが併設されているカフェ「とらとふうせん」は、巨大なカップのテーブルが目印。店内ではスイーツやドリンク、ランチメニューが食べられます。筆者が訪れた14時頃も、多くのお客さんで賑わっていました。
オリジナル食パン「とらんだの黄色い山型ブリオッシュ」は職人が毎日焼き上げる、人気商品なんだそうです。メニューの詳細は、とらとふうせん公式サイト をご覧ください。
■徳川家康が築いた「浜松城」で歴史を学ぶ
浜松城は1570年に徳川家康により築城され、家康が29歳から45歳までの17年間をこの城で過ごしたことで知られています。歴代の浜松城主の多くが江戸時代の重臣に出世したことから、「出世城」としても有名です。
2021年には天守閣がリニューアル。さらに2023年の大河ドラマ『どうする家康』では、主人公・家康の城として描かれ、再注目されています。所要時間は1時間程度とコンパクトサイズでありながら、見所が満載です。
天守内部の1階〜2階は歴史的資料や武具などの展示スペースになっています。31歳当時の家康公が武田信玄軍と戦う、三方ヶ原合戦に出陣した姿を再現したとされる家康像。今にも動き出しそうで迫力満点です!
浜松城天守閣の3階の展望室は、浜松の街を一望できる絶景スポット。
北には三方ヶ原古戦場、南には遠州灘、東には富士山、西には浜名湖と360度の大パノラマが楽しめます。1回100円で望遠鏡も利用可能。
また、浜松城には緑色のゼッケンを着たボランティアガイドも! 無料でツアーガイドをしてくれますよ。利用時間は10:00〜15:00です。
天守閣を見学したあとは、浜松城周辺を散策。こちらにも歴史的価値のあるスポットが盛りだくさんです。
浜松城の石垣は「野面(のづら)積み」と呼ばれる、自然石を上下に組み合わせて積み上げて造られたものだそうです。表面はゴツゴツと荒々しく、約400年前の面影を今に残しています。
また、石垣にはハートの石が隠れているとか! 観光客の間で探すのがブームになっており、見つけたらいいことがあるかも!?
浜松城の本丸付近には、若き日の徳川家康の銅像があります。フォトスポットとしても人気です。
天守門は天守閣を守るための籠城戦の拠点。外観からは分からない内部の構造を見ることができますよ。
浜松城は浜松城公園内にあり、中央芝生広場は緑豊かで市民の憩いの場所です。お子さんと思い切り遊ぶのにも最適。ブランコに乗りながら、浜松城天守閣を眺めるのも良いですね。
浜松城公園の駐車場を利用した場合、「天守閣」受付にて駐車券を提示すれば、60分無料を付加できるのでお忘れなく。詳しくは公式サイトをご覧ください。
浜松は東京と大阪のほぼ真ん中に位置し、新幹線や東名・新東名高速道路など交通の便が良く、日帰りでもアクセスしやすいです。今回ご紹介したのは浜松観光で必見のスポット! ぜひ足を運んでみてくださいね。
▼静岡屈指のパワースポット「法多山」の厄除け団子はこちら!
(川原あやか)
今回は、一度は訪れたい浜松の定番スポットをご紹介。いずれも浜松在住の筆者イチオシです。
■浜松餃子を食べるなら人気店「福みつ」へ
静岡県浜松市のご当地グルメといえば、野菜たっぷりの「浜松餃子」です。市内には数多くの餃子専門店がありますが、浜松でトップクラスにおいしい餃子を食べるなら「福みつ」がおすすめ!
ランチタイムには行列もできる人気店。筆者が訪れたときは、10組ほどのお客様が待っていましたが、座席は70席ほどあるので、意外と回転率は良いです。
メニューはとってもシンプル。餃子の「単品メニュー」か「定食メニュー」だけ。単品の餃子は10個〜最大50個まで、定食メニューは小(10個)、中(15個)、大(20個)のオーダーが可能です。
筆者は定食メニューの中(15個)をオーダー。さらに注文時に付け合わせを「キムチ」か「漬物」を選択できます。
なお、餃子の専用タレはなく、テーブルごとに酢・しょうゆ・ラー油が置いてあり、好みに合わせて調合します。
餃子定食・中 1,380円(税込)
餃子の皮は厚く、揚げ焼きのようなカリッとした食感。餡はキャベツ多めのざく切り感があり、あっさりしていてパクパク食べられます。
ただし、焼きたての餃子は熱々なので、やけどに注意! みそ汁とキムチが餃子の脂感をリセットしてくれ、すべてのバランスがパーフェクトです。
福みつ
住所:静岡県浜松市中区佐藤1-25-8
電話:053-461-6501
営業時間:11:00〜21:00(L.O.20:30)
定休日:水曜日、第2・3火曜日
駐車場:あり(30台)
備考:現金のみ、全席禁煙
住所:静岡県浜松市中区佐藤1-25-8
電話:053-461-6501
営業時間:11:00〜21:00(L.O.20:30)
定休日:水曜日、第2・3火曜日
駐車場:あり(30台)
備考:現金のみ、全席禁煙
■巨大なアイテムが点在する「スイーツバンク」はインパクト大!
春華堂の商品コンセプト「家族団らん」を象徴するダイニングテーブルの建築
スイーツバンク は2021年4月にオープンした浜松の注目スポット。うなぎパイでおなじみの「春華堂」と「浜松いわた信用金庫」からなる複合施設です。そのユニークな外観から非日常の空間に誘い込まれますよ。
・写真映えする巨大アイテムたち
施設内には巨大なアイテムが散りばめられており、まるでこびとの世界に迷い込んだ気分に。細部にまでこだわっていて、見ているだけで面白いです。
こちらは春華堂の巨大な紙袋。持ち手の紐も再現されています。
浜松いわた信用金庫の建物の上には、巨大な新聞紙。きちんと記事まで描かれていて、机に置かれている様子がリアルですね。
浜松いわた信用金庫のマスコット的存在、真っ赤な貯金箱の「PIGGIE(ピギー)」も! 上部にはお金を入れる穴もありますよ。ぜひジャンプして確かめてみてくださいね。
・限定パッケージのうなぎパイが購入できる「SHOP春華堂」
館内の「SHOP春華堂」のショーケースには色とりどりのスイーツが並び、棚にはオリジナリティに富んだ商品が勢揃い。定番のうなぎパイはSWEETS BANK限定デザインのパッケージがあり、お土産にも最適です。
窓越しにパティシエたちの手仕事を見ることもできます。時間が合えば、焼きたてのカヌレやフィナンシェが購入可能。筆者はこれを狙って行きました!
焼きたてクラシックカヌレ 280円(税込)
焼きたてのカヌレはほんのり温かく、外はカリカリ、中はもっちり柔らかくておいしかったです。サイズは結構大きめで食べ応えがあります。購入したスイーツは館内のソファスペースなどで味わってもOKです。
・オリジナル食パンが人気! 併設カフェ「とらとふうせん」
春華堂直営のカフェ&ベーカリーが併設されているカフェ「とらとふうせん」は、巨大なカップのテーブルが目印。店内ではスイーツやドリンク、ランチメニューが食べられます。筆者が訪れた14時頃も、多くのお客さんで賑わっていました。
オリジナル食パン「とらんだの黄色い山型ブリオッシュ」は職人が毎日焼き上げる、人気商品なんだそうです。メニューの詳細は、とらとふうせん公式サイト をご覧ください。
スイーツバンク
住所:静岡県浜松市中央区神田町553
電話:053-441-3340
営業時間:9:30〜18:00
定休日:不定休
駐車場:あり(70台)
住所:静岡県浜松市中央区神田町553
電話:053-441-3340
営業時間:9:30〜18:00
定休日:不定休
駐車場:あり(70台)
■徳川家康が築いた「浜松城」で歴史を学ぶ
浜松城は1570年に徳川家康により築城され、家康が29歳から45歳までの17年間をこの城で過ごしたことで知られています。歴代の浜松城主の多くが江戸時代の重臣に出世したことから、「出世城」としても有名です。
2021年には天守閣がリニューアル。さらに2023年の大河ドラマ『どうする家康』では、主人公・家康の城として描かれ、再注目されています。所要時間は1時間程度とコンパクトサイズでありながら、見所が満載です。
・浜松城の天守閣に入ってみよう
天守内部の1階〜2階は歴史的資料や武具などの展示スペースになっています。31歳当時の家康公が武田信玄軍と戦う、三方ヶ原合戦に出陣した姿を再現したとされる家康像。今にも動き出しそうで迫力満点です!
浜松城天守閣の3階の展望室は、浜松の街を一望できる絶景スポット。
北には三方ヶ原古戦場、南には遠州灘、東には富士山、西には浜名湖と360度の大パノラマが楽しめます。1回100円で望遠鏡も利用可能。
また、浜松城には緑色のゼッケンを着たボランティアガイドも! 無料でツアーガイドをしてくれますよ。利用時間は10:00〜15:00です。
・浜松城周辺の見どころもチェック!
天守閣を見学したあとは、浜松城周辺を散策。こちらにも歴史的価値のあるスポットが盛りだくさんです。
浜松城の石垣は「野面(のづら)積み」と呼ばれる、自然石を上下に組み合わせて積み上げて造られたものだそうです。表面はゴツゴツと荒々しく、約400年前の面影を今に残しています。
また、石垣にはハートの石が隠れているとか! 観光客の間で探すのがブームになっており、見つけたらいいことがあるかも!?
浜松城の本丸付近には、若き日の徳川家康の銅像があります。フォトスポットとしても人気です。
天守門は天守閣を守るための籠城戦の拠点。外観からは分からない内部の構造を見ることができますよ。
浜松城は浜松城公園内にあり、中央芝生広場は緑豊かで市民の憩いの場所です。お子さんと思い切り遊ぶのにも最適。ブランコに乗りながら、浜松城天守閣を眺めるのも良いですね。
浜松城公園の駐車場を利用した場合、「天守閣」受付にて駐車券を提示すれば、60分無料を付加できるのでお忘れなく。詳しくは公式サイトをご覧ください。
浜松城
住所:静岡県浜松市中区元城町100-2
電話:053-453-3872
料金:大人200円・中学生以下無料
営業時間:8:30〜16:30
定休日:12月29日〜12月31日
駐車場:あり
アクセス:(1)浜松駅からバスで「市役所南」下車、徒歩6分 (2)「浜松IC」「浜松西IC」から車で30分
住所:静岡県浜松市中区元城町100-2
電話:053-453-3872
料金:大人200円・中学生以下無料
営業時間:8:30〜16:30
定休日:12月29日〜12月31日
駐車場:あり
アクセス:(1)浜松駅からバスで「市役所南」下車、徒歩6分 (2)「浜松IC」「浜松西IC」から車で30分
浜松は東京と大阪のほぼ真ん中に位置し、新幹線や東名・新東名高速道路など交通の便が良く、日帰りでもアクセスしやすいです。今回ご紹介したのは浜松観光で必見のスポット! ぜひ足を運んでみてくださいね。
▼静岡屈指のパワースポット「法多山」の厄除け団子はこちら!
(川原あやか)