地域リーグは九州などで地域CL出場チームが確定も…東京23FC奮闘の関東1部、和歌山首位陥落の関西1部などで死闘続く【Road to JFL】
日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指すクラブが集う「地域リーグ」。優勝チームが揃いつつある各地域の推移をざっくりまとめる。
大前提として、各地域の優勝チームはJFL昇格が懸かる「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)」への出場権を獲得。
それ以外のチームは「第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)」の成績上位3チームに入ることで、地域CL出場権を獲得できる。
全社は各地域の予選が終わり、全社予選も敗退でリーグ優勝も逸…というチームは、JFL昇格が翌年以降へお預けとなる格好だ。
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◆北海道サッカーリーグ
〜十勝が覇権奪還!〜
優勝:北海道十勝スカイアース | 勝ち点36
2位:BTOP北海道 | 勝ち点28
3位:札大GOAL PLUNDERERS | 勝ち点21
BTOPが初優勝から2連覇していた北海道だが、今季は十勝が3季ぶり優勝、3季ぶり地域CL出場を決めた。2020年に地域CL決勝ラウンドを経験した十勝は、北海道勢初のJFL昇格(※)を目指す。なお、BTOPも全社切符は掴んでおり、全社経由での地域CLを掴みたい。
(※)北海道コンサドーレ札幌は県外からの移転で旧JFLに参戦し、のちにJリーグ入会
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◆東北社会人サッカーリーグ1部
〜弘前の連覇近づく〜
首位:ブランデュー弘前FC | 勝ち点40
2位:コバルトーレ女川 | 勝ち点33
3位:一目千本桜FCfeat.S.U.F.T. | 勝ち点28
現在、首位弘前が残り4試合、2位女川が残り5試合で勝ち点「7」差。最終節が直接対決ということもあり、女川は最終節までにこの差を詰めておきたいところである。
ただし、連覇を目指す弘前はここまで13勝1分け0敗。2度目のJFL昇格を目指す女川は、全社からの地域CL挑戦を視界に入れねばならない。東北の全社出場は弘前&女川となっている。
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◆関東サッカーリーグ1部
〜矛vs盾の一騎打ちに〜
首位:VONDS市原 | 勝ち点37
2位:東京23FC | 勝ち点35
3位:東邦チタニウム | 勝ち点21
3年連続でJFL昇格チームを出す関東1部は、残り3試合で優勝争いが2チームに絞られた。伝統的に守備が堅い首位V市原は15試合8失点、2位東京23は15試合45得点となっている。
こちらも最終節が直接対決。勝ち点「2」差で追いかける東京23は直近の第15節で格下相手に黒星を喫したが、もうこれ以上取りこぼしは許されない。目下白熱中の関東1部である。
なお、東京23は優勝なら8年ぶり2度目、昨季10チーム中9位で栃木シティのJFL昇格によって関東2部降格を免れたなかでの栄冠となる。
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◆北信越フットボールリーグ1部
〜福井が連覇!地域CLでの強さを!〜
優勝:福井ユナイテッドFC | 勝ち点36
2位:JAPAN.S.C. | 勝ち点29
3位:富山新庄クラブ | 勝ち点24
福井がここまで12戦12勝で連覇達成。JSCとともに全社出場権を獲得していたなか、地域CL行きを決めた。同県は今や数少ない“Jなし県”のひとつとなっているが、JFLに目を向ければ高知が県をあげての総力戦で首位独走。やはり福井には、“地域CLでの強さ”を期待したい。
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◆東海社会人サッカーリーグ1部
〜デッドヒート〜
首位:FC刈谷 | 勝ち点28 | +16
2位:FC.ISE-SHIMA | 勝ち点25 | +13
3位:中京大学FC | 勝ち点18
名門刈谷とISE-SHIMAの一騎打ちが続く東海1部。現状、初優勝を目指すISE-SHIMAが1試合少なく、未消化分次第で首位奪還の可能性も。何よりISE-SHIMAは全社予選を落とし、優勝しか3年ぶり地域CL出場への道がない状況だ。まだどちらに転ぶか予測できぬ東海1部だ。
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◆関西サッカーリーグ1部
〜大!混!戦!〜
首位:飛鳥FC | 勝ち点23
2位:アルテリーヴォ和歌山 | 勝ち点21
3位:Cento Cuore HARIMA | 勝ち点20
4位:守山侍2000 | 勝ち点17
王者和歌山が直近の試合で守山侍に逆転負けを喫し、首位から陥落。初優勝を目指す飛鳥(旧:ポルベニル飛鳥)が首位に躍り出た。
残り3試合、和歌山としては飛鳥およびハリマとの上位対決を残す状況。飛鳥は初の地域CL、ハリマはバンディオンセ加古川時代以来となる地域CLを目指すなか、ともに全社予選敗退…ひとつ和歌山戦に懸かっている部分もある。
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◆中国サッカーリーグ
〜福山が3連覇目前〜
首位:福山シティFC | 勝ち点41
2位:SRC広島 | 勝ち点33
3位:ベルガロッソいわみ | 勝ち点29
今年の有力なJFL昇格候補と目される福山が3連覇目前。2位SRCが直近2試合未勝利と躓いたことで一気に前進した。中国は現在の上位3チームが揃って全社出場。島根県勢トップクラブとなったいわみはすでに優勝の可能性が消滅も、全社での奮闘、4強入りに期待したい。
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◆四国サッカーリーグ
〜FC徳島の4連覇確実か〜
首位:FC徳島 | 勝ち点36
2位:多度津FC | 勝ち点33
3位:SONIO高松 | 勝ち点19
絶対王者・FC徳島が残り1試合で優勝確実か。2位多度津と勝ち点「3」差も、得失点差に膨大な開きがある状況だ。FC徳島は今季リーグ戦5年ぶり黒星も、13試合12勝1敗と取りこぼしを最小限にとどめている。多度津は初の2位以上が確定し、FC徳島とともに全社も出場する。
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◆九州サッカーリーグ
〜都農が連覇、3強揃って全社へ〜
優勝:ヴェロスクロノス都農 | 勝ち点49
2位:ジェイリースFC | 勝ち点42
3位:FC延岡AGATA | 勝ち点40
九州は全国各地域で唯一、全日程が終了し、都農が連覇達成。ジェイリースおよび延岡との3強で上位を独占、揃って全社へ。地域リーグNo.1の実業団と呼ぶに相応しいジェイリース、また延岡も、全国での競争力が侮れず。3チームとも今年に懸ける意気込みが強そうだ。
◆全社2024本大会出場組
開催地代表
レイジェンド滋賀
北海道
・北海道十勝スカイアース
・BTOP北海道
東北
・ブランデュー弘前
・コバルトーレ女川
関東
・VONDS市原FC
・東京23FC
・東京ユナイテッドFC
・東邦チタニウム
・エリース東京
・横浜猛蹴(関東2部)
・SHIBUYA CITY FC(東京都1部)
北信越
・福井ユナイテッドFC
・JAPAN.S.C.
東海
・FC刈谷
・中京大学FC
・FC岐阜SECOND(東海2部)
・東海FC(東海2部)
関西
・アルテリーヴォ和歌山
・守山侍2000
・ASラランジャ京都(関西2部)
・おこしやす京都(関西2部)
・ルート11(大阪府1部)
中国
・福山シティFC
・SRC広島
・ベルガロッソいわみ
四国
・FC徳島
・多度津FC
九州
ヴェロスクロノス都農
ジェイリースFC
FC延岡AGATA
三菱重工長崎SC(長崎県1部)
大前提として、各地域の優勝チームはJFL昇格が懸かる「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)」への出場権を獲得。
それ以外のチームは「第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)」の成績上位3チームに入ることで、地域CL出場権を獲得できる。
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◆北海道サッカーリーグ
〜十勝が覇権奪還!〜
優勝:北海道十勝スカイアース | 勝ち点36
2位:BTOP北海道 | 勝ち点28
3位:札大GOAL PLUNDERERS | 勝ち点21
BTOPが初優勝から2連覇していた北海道だが、今季は十勝が3季ぶり優勝、3季ぶり地域CL出場を決めた。2020年に地域CL決勝ラウンドを経験した十勝は、北海道勢初のJFL昇格(※)を目指す。なお、BTOPも全社切符は掴んでおり、全社経由での地域CLを掴みたい。
(※)北海道コンサドーレ札幌は県外からの移転で旧JFLに参戦し、のちにJリーグ入会
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◆東北社会人サッカーリーグ1部
〜弘前の連覇近づく〜
首位:ブランデュー弘前FC | 勝ち点40
2位:コバルトーレ女川 | 勝ち点33
3位:一目千本桜FCfeat.S.U.F.T. | 勝ち点28
現在、首位弘前が残り4試合、2位女川が残り5試合で勝ち点「7」差。最終節が直接対決ということもあり、女川は最終節までにこの差を詰めておきたいところである。
ただし、連覇を目指す弘前はここまで13勝1分け0敗。2度目のJFL昇格を目指す女川は、全社からの地域CL挑戦を視界に入れねばならない。東北の全社出場は弘前&女川となっている。
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◆関東サッカーリーグ1部
〜矛vs盾の一騎打ちに〜
首位:VONDS市原 | 勝ち点37
2位:東京23FC | 勝ち点35
3位:東邦チタニウム | 勝ち点21
3年連続でJFL昇格チームを出す関東1部は、残り3試合で優勝争いが2チームに絞られた。伝統的に守備が堅い首位V市原は15試合8失点、2位東京23は15試合45得点となっている。
こちらも最終節が直接対決。勝ち点「2」差で追いかける東京23は直近の第15節で格下相手に黒星を喫したが、もうこれ以上取りこぼしは許されない。目下白熱中の関東1部である。
なお、東京23は優勝なら8年ぶり2度目、昨季10チーム中9位で栃木シティのJFL昇格によって関東2部降格を免れたなかでの栄冠となる。
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◆北信越フットボールリーグ1部
〜福井が連覇!地域CLでの強さを!〜
優勝:福井ユナイテッドFC | 勝ち点36
2位:JAPAN.S.C. | 勝ち点29
3位:富山新庄クラブ | 勝ち点24
福井がここまで12戦12勝で連覇達成。JSCとともに全社出場権を獲得していたなか、地域CL行きを決めた。同県は今や数少ない“Jなし県”のひとつとなっているが、JFLに目を向ければ高知が県をあげての総力戦で首位独走。やはり福井には、“地域CLでの強さ”を期待したい。
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◆東海社会人サッカーリーグ1部
〜デッドヒート〜
首位:FC刈谷 | 勝ち点28 | +16
2位:FC.ISE-SHIMA | 勝ち点25 | +13
3位:中京大学FC | 勝ち点18
名門刈谷とISE-SHIMAの一騎打ちが続く東海1部。現状、初優勝を目指すISE-SHIMAが1試合少なく、未消化分次第で首位奪還の可能性も。何よりISE-SHIMAは全社予選を落とし、優勝しか3年ぶり地域CL出場への道がない状況だ。まだどちらに転ぶか予測できぬ東海1部だ。
・・・
◆関西サッカーリーグ1部
〜大!混!戦!〜
首位:飛鳥FC | 勝ち点23
2位:アルテリーヴォ和歌山 | 勝ち点21
3位:Cento Cuore HARIMA | 勝ち点20
4位:守山侍2000 | 勝ち点17
王者和歌山が直近の試合で守山侍に逆転負けを喫し、首位から陥落。初優勝を目指す飛鳥(旧:ポルベニル飛鳥)が首位に躍り出た。
残り3試合、和歌山としては飛鳥およびハリマとの上位対決を残す状況。飛鳥は初の地域CL、ハリマはバンディオンセ加古川時代以来となる地域CLを目指すなか、ともに全社予選敗退…ひとつ和歌山戦に懸かっている部分もある。
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◆中国サッカーリーグ
〜福山が3連覇目前〜
首位:福山シティFC | 勝ち点41
2位:SRC広島 | 勝ち点33
3位:ベルガロッソいわみ | 勝ち点29
今年の有力なJFL昇格候補と目される福山が3連覇目前。2位SRCが直近2試合未勝利と躓いたことで一気に前進した。中国は現在の上位3チームが揃って全社出場。島根県勢トップクラブとなったいわみはすでに優勝の可能性が消滅も、全社での奮闘、4強入りに期待したい。
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◆四国サッカーリーグ
〜FC徳島の4連覇確実か〜
首位:FC徳島 | 勝ち点36
2位:多度津FC | 勝ち点33
3位:SONIO高松 | 勝ち点19
絶対王者・FC徳島が残り1試合で優勝確実か。2位多度津と勝ち点「3」差も、得失点差に膨大な開きがある状況だ。FC徳島は今季リーグ戦5年ぶり黒星も、13試合12勝1敗と取りこぼしを最小限にとどめている。多度津は初の2位以上が確定し、FC徳島とともに全社も出場する。
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◆九州サッカーリーグ
〜都農が連覇、3強揃って全社へ〜
優勝:ヴェロスクロノス都農 | 勝ち点49
2位:ジェイリースFC | 勝ち点42
3位:FC延岡AGATA | 勝ち点40
九州は全国各地域で唯一、全日程が終了し、都農が連覇達成。ジェイリースおよび延岡との3強で上位を独占、揃って全社へ。地域リーグNo.1の実業団と呼ぶに相応しいジェイリース、また延岡も、全国での競争力が侮れず。3チームとも今年に懸ける意気込みが強そうだ。
◆全社2024本大会出場組
開催地代表
レイジェンド滋賀
北海道
・北海道十勝スカイアース
・BTOP北海道
東北
・ブランデュー弘前
・コバルトーレ女川
関東
・VONDS市原FC
・東京23FC
・東京ユナイテッドFC
・東邦チタニウム
・エリース東京
・横浜猛蹴(関東2部)
・SHIBUYA CITY FC(東京都1部)
北信越
・福井ユナイテッドFC
・JAPAN.S.C.
東海
・FC刈谷
・中京大学FC
・FC岐阜SECOND(東海2部)
・東海FC(東海2部)
関西
・アルテリーヴォ和歌山
・守山侍2000
・ASラランジャ京都(関西2部)
・おこしやす京都(関西2部)
・ルート11(大阪府1部)
中国
・福山シティFC
・SRC広島
・ベルガロッソいわみ
四国
・FC徳島
・多度津FC
九州
ヴェロスクロノス都農
ジェイリースFC
FC延岡AGATA
三菱重工長崎SC(長崎県1部)