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茨城県つくば市で、5歳の娘の顔にシャワーで熱湯を浴びせてやけどを負わせたとして母親と元夫が逮捕された事件で、事件前にも児童相談所に複数回、虐待のおそれがあるとの通報があったことがわかりました。

この事件はおととし9月、福元健容疑者(25)と新関優花容疑者(26)がつくば市の自宅の浴室で、新関容疑者の当時5歳の娘の顔を浴槽に張った水に何度も沈めたうえ、シャワーの熱湯を顔にかけてやけどを負わせた疑いがもたれています。

警察によりますと、福元容疑者と女の子に血縁関係はありませんが、当時3人は同居していたということです。

その後の児童相談所への取材で、事件の前にも「虐待のおそれがある」との通報が複数回、児童相談所に寄せられていたことが分かりました。その際に児童相談所は家庭訪問を行いましたが、「保護する必要はないと判断した」としています。

警察は2人の認否を明らかにしていませんが、女の子が日常的に虐待を受けていた可能性もあるとみて調べています。