前半は1−0も後半に差が開き、日本が5−0で大勝した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 再び圧倒的な強さを見せつけた。

 森保ジャパンは現地時間9月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第2節で、バーレーンと敵地で対戦。中国を埼玉スタジアムに迎えた初戦(7−0)に続き、5−0で大勝した。

 先制点を奪うまでは少し時間を要した。それでも37分に上田綺世がPKでスコアを動かして以降、47分に再び上田、61分と64分に守田英正、81分に小川航基と得点を重ねた。

 一方、バーレーンはホームサポーターから大声援を受けたものの、オーストラリア戦(1−0)から連勝とはならず。力の差を見せつけられる結果に終わったなか、同国のメディア『alwatan news』は「大観衆の前で...稚拙なパフォーマンスと過剰なリスペクト。レッズ、日本に5点差で敗れる!」と題した記事を掲載。次のようにレポートしている。
【記事】
「私たちのチームは日本の選手のスペースを塞ぎ、危険な状況の制限に成功していたが、 33分にペナルティエリア内でボールがDFアブドゥラ・アルハラシの手に直撃。ウズベキスタンの主審はVARの技術を使い、日本に有利なPKを与えた。さらに後半開始早々の47分、途中出場の14番(伊東純也)からパスを受けたウエダがシュートを放つと、ボールは右ポストに当たってゴールネットに突き刺さった。

 ドラガン・タライッチ監督が選手を交代したにもかかわらず、我々のパフォーマンスは変わらなかった。レッズは、攻撃性を欠いた守備的な対応に比重を置くことで、日本に対する大げさなリスペクトを続けただけだ。その結果、61分と64分にモリタ、81分にオガワにも得点を許した。最終的に“クリーン”な5ゴールで日本は勝利に値した」

 グループで唯一開幕2連勝を果たした日本は首位、1勝1敗で勝点3のバーレーンは3位で9月シリーズが終了。両国は来年3月の第7節で舞台を日本に移して再戦するが、その際はそれぞれどの位置につけているだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部