6位の「兼六園」、2位の「京都」を押さえた1位はどこ？…「紅葉の名所」人気ランキング

2024年9月5日 16時0分

まだまだ日中に暑さが残るものの、夕方の風にほんのりと秋の気配を感じられるようになってきました。食の秋、運動の秋、読書の秋……たくさんの「旬」が詰まった季節ですが、お出かけにも素敵な季節です。本記事では、秋のお出かけ先にぴったりな人気の紅葉スポットを、ランキング形式で紹介します。

行楽シーズンの秋、「紅葉狩り」に行きませんか？

8月も終わりを迎え、10月まであと少し。秋の行楽シーズンが近づいています。秋に見どころを迎える紅葉は、日本の自然美を感じられる景観の代表格です。その美しい景色が観光の目玉になることもありますね。

阪急交通社は先日、日本の「一度は行ってみたいと思う紅葉の名所ランキング」に関してのアンケートを実施。人気の紅葉狩りスポットが明らかになりました。シルバーウィークや休日のちょっとしたお出かけ先にいかがでしょうか？

5位　札幌（北海道）

5位にランクインしたのは、札幌（北海道）です。札幌と聞くと雪景色や避暑地のイメージが強いかもしれませんが、紅葉も魅力のひとつです。

［画像］さっぽろテレビ塔と紅葉出所：PIXTA

道民に親しまれている大通公園では、色とりどりの紅葉が見られ、さっぽろテレビ塔などの市街地に存在する都市建造物と紅葉が共存した景観を楽しむことができます。約380mにわたる北海道大学のイチョウ並木や、中島公園内の日本庭園もおすすめスポットです。札幌藻岩山で、ロープウェイに乗りながら眼下に広がる紅葉を堪能するのも素敵ですね。

札幌の紅葉の見ごろは例年10月中旬～10月下旬です。

第4位　高千穂峡（宮崎県）

4位は、宮崎県の高千穂峡。高千穂峡は約100mもの深さの渓谷で、日本神話の舞台としても知られます。

［画像］真名井の滝出所：PIXTA

生命力にあふれた岸壁と繊細な紅葉、そして五ヶ瀬川がつくりだす景観は自然美そのもの。特に有名な真名井の滝周辺では、滝の飛沫と紅葉の幻想的な風景がみられ、神話の舞台としての神秘性に触れることができます。渓谷周辺に整備された遊歩道から紅葉を楽しむこともできますが、おすすめしたいのはボートに乗っての鑑賞です。水面近くから岸に沿って紅葉を見上げる想像をすると、実際に行ってみたくなります。

高千穂峡の紅葉の見ごろは、例年11月上旬～11月下旬です。

同率2位　知床五湖（北海道）

北海道・知床半島の知床五湖が、同率2位にランクイン。手つかずの大自然のなかで紅葉を楽しめる名所です。

［画像］知床五胡の紅葉出所：PIXTA

赤・黄・橙…鮮やかな紅葉と、通年緑のままの針葉樹のコントラストが美しいのはもちろんのこと、背景の知床連山に壮大な自然のスケールを感じられます。湖面に映る景色もまた一興。気軽に散策できる高架木道や、自然と直接触れ合える地上遊歩道で景色を体感してみるのはいかがでしょうか。

知床五胡の紅葉の見ごろは、例年9月下旬～10月中旬です。

同率2位　京都（京都府）

高千穂峡とともに2位にランクインしたのは古都・京都（京都府）。

［画像］清水寺と紅葉出所：PIXTA

東山エリアは繁華街からのアクセスがよく、紅葉の名所も集中しています。永観堂や南禅寺、世界遺産にも登録されている清水寺など、歴史的な寺社と共生する紅葉の景色には他スポットとは異なる魅力が感じられますね。ライトアップが楽しめるスポットも数多くあります。渡月橋や、嵯峨野トロッコ列車からの眺望も有名な嵐山エリアも人気のようです。

京都の紅葉の見ごろは例年11月中旬～12月上旬です。