パドレス戦に2番手でリリーフ登板したタイガースの前田健太

写真拡大

● パドレス 3 − 4 タイガース ○

<現地時間9月5日 ペトコ・パーク>

 タイガースの前田健太投手(36)が5日(日本時間6日)、敵地でのパドレス戦に救援登板。1回2/3を完璧に抑える好リリーフを見せ、チームの大逆転勝利に貢献した。

 前田は0−3で迎えた6回、一死一塁の場面で先発のマイズをリリーフ。最初に対峙した5番・クロネンワースを三邪飛に仕留めると、続くボガーツは三ゴロに仕留めゼロを刻んだ。

 イニングをまたぎ7回も続投。先頭の7番・メリル、続くディアスをいずれも内野ゴロに仕留めると、最後は9番・マッコイをスライダーで空振り三振に仕留め、打者5人を完璧に抑える好リリーフを見せた。

 この日は1回2/3で22球を投じ、無安打無失点、1奪三振無四球の快投。この試合で2年連続のシーズン100イニング(101回1/3)に到達し、防御率は6.04となった。

 タイガースは8回まで沈黙していた打線が9回に奮起。パドレス守護神・スアレスに対し一死満塁の好機を作ると、代打・カーペンターが空振り三振に倒れたあと、二死満塁で9番・メドウズが値千金の逆転グランドスラムを左翼席へ運んだ。劇的な大逆転勝利で連敗を「2」でストップ。今季の通算成績は71勝70敗となった。