パルマの鈴木彩艶【写真:Getty Images】

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代表にも選出のGK鈴木は「17本のシュートのうち15本をセーブ」

 イタリア1部パルマの日本代表GK鈴木彩艶は、新天地で驚きのデータを示しているようだ。

 海外ファンも「ユナイテッドは彼と契約すべきだった」などと反応しており、欧州での存在感を高めている。

 9月に行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のメンバーにも選ばれている鈴木は今夏、ベルギー1部シント=トロイデンからパルマへと完全移籍した。昨夏にイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドからも興味を示された若き守護神にとって、初のイタリア挑戦となった。

 8月に22歳を迎えたばかりの鈴木は、セリエA開幕から3戦連続でスタメン出場。チームは1勝1分1敗の結果となっているが、鈴木個人では期待値を上回るデータが証明されているという。

 海外フットボールアナリストのスタットマン・デイブ氏は自身の公式X(旧ツイッター)で「今シーズンのセリエAで受けた17本のシュートのうち15本をセーブし、xG(ゴール期待値)が示すよりも2.0ゴール少ない失点に抑えた」といった驚きの数値を紹介。そのうえで「最も期待されるGK候補の1人だ」と太鼓判を押す。

 SNS上ではファンからも「ユナイテッドは彼と契約すべきだった」「素晴らしい活躍」「おパルマは本当にいい買い物をした」「オナナより優れている」「ユナイテッドがまだ彼を監視していることを願う」といった声も。ユナイテッド移籍の噂も話題になったことから、同クラブ守護神のアンドレ・オナナと比較しているコメントも寄せられていた。

 第3節のナポリ戦(1-2)では、後半に2枚目のイエローカードを受けて退場処分となる痛恨プレーもあったが、パフォーマンスへの評価は高く、ここから代表戦を挟み、さらなる飛躍に期待が高まっている。(FOOTBALL ZONE編集部)