ウィンドウレイアウト情報からアプリケーション起動の「PowerToys Workspaces」 - PowerToys v0.84.0
Microsoftは現地時間2024年9月4日、PowerToys 0.84.0をリリースした。インストール済みの環境はPowerToys自身の更新機能やwingetによる更新、GitHubのリリースページからダウンロードできる。本バージョンでは、デスクトップに配置するウィンドウのレイアウト情報を元に、アプリケーションを起動する「PowerToys Workspaces」が新たに加わった。オプションで「管理者として起動」「最大化」「最小化」と起動状態も指定できるため、Windowsにサインインしてから業務を開始するための手順を省略できる。ただし本機能は実験段階のため、管理者として起動した際のレイアウト指定NGや、アプリケーションボタンの境界線が見えにくくなるといった不具合も残っているため、利用時は注意が必要だ。
PowerToys 0.84.0
バージョン0.84.0におけるPowerToys Workspaces以外の変更はバグフィックスが中心となる。常に電源を入れる「Awake」で、親プロセスにアタッチする「--use-parent-pid」の追加や、複数のファイルやフォルダーを一括変換する「PowerRename」で使用するボタンのツールチップを更新。ランチャーの「PowerToys Run」もウィンドウ位置の修正や既定のWebブラウザー検出方法の改善など、複数の修正を追加した。なお、本バージョンからコードをC++/CX(Component Extensions)から、C++/WinRTに移行している。
PowerToys Workspacesのワークスペースエディター
バージョン0.84.0におけるPowerToys Workspaces以外の変更はバグフィックスが中心となる。常に電源を入れる「Awake」で、親プロセスにアタッチする「--use-parent-pid」の追加や、複数のファイルやフォルダーを一括変換する「PowerRename」で使用するボタンのツールチップを更新。ランチャーの「PowerToys Run」もウィンドウ位置の修正や既定のWebブラウザー検出方法の改善など、複数の修正を追加した。なお、本バージョンからコードをC++/CX(Component Extensions)から、C++/WinRTに移行している。
PowerToys Workspacesのワークスペースエディター