井上尚弥の相手は「あまりにも荷が重い」驚異的な強さにアイルランド紙がお手上げ! ドヘニーを「キレのあるコンビネーションで切り刻んだ」
井上の破壊的なパンチ力にドヘニーの腰が音を上げた(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
驚異的な強さに相手国メディアもお手上げだ。
9月3日、ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)は、東京・有明アリーナで開催されたWBO同級2位で元IBF同級王者のテレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)戦に7回0分16秒TKO勝ち。圧巻のパフォーマンスで挑戦者を退け、5月のルイス・ネリ(メキシコ)戦以来、2度目の4団体防衛に成功している。
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立ち上がりこそ慎重に相手の様子をうかがっていた井上だが、ラウンドを重ねるにつれてペースアップしていき、6回終盤には、強烈な連打を浴びせて圧倒。7回開始直後も休むことなく仕掛けに行くと、ここでドヘニーが腰を抑えて苦悶の表情…。その様子を見てレフェリーが試合を止め、“モンスター”のTKO勝ちとなった。
この試合後、ドヘニーの母国紙『The Irish Times』は、「アイルランド人ボクサーのドヘニーがイノウエに敗北」と速報。「強烈なパンチを浴びて試合続行不可能になり、7回TKO負け。イノウエが試合をコントロールし、122ポンド(スーパーバンタム級)でWBA、WBC、IBF、WBO王座に就いている理由を示した」と結果を伝えている。
また、連打でドヘニーに致命的なダメージを与えた6回終盤の内容に関しては、「イノウエがキレのあるコンビネーションでポート・レーイシュ出身のボクサーを切り刻んだ」と記述。「世界最高のパウンド・フォー・パウンド(PFP)ファイターと見なされているイノウエとの対戦は、あまりにも荷が重い」と感想を記していた。
次戦は、12月にWBO&IBF1位のサム・グッドマン(オーストラリア)戦が有力視されている井上。今後もその一挙手一投足から目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]