より軽く、より静かに。マックスの定番ホッチキス「バイモ」が16年ぶりにフルモデルチェンジ!
2008年にマックスより発売された「Vaimo11 FLAT」は、ハンディタイプながら40枚の紙をとじられる画期的なホッチキス。発売当時の一般的なハンディホッチキスは20枚とじだったため、2倍の枚数(40枚)をとじられることから「バイモ」の名前が付き、いまやマックスの定番シリーズとなっています。
そんな「バイモ」が、発売から16年の時を経てフルモデルチェンジ。「Vaimo11 Flarme(バイモイレブン フラーメ)」(2200円)として9月26日に発売されます。内部機構を大きく変更することで、紙をとじるときの衝撃や動作音などを軽減。より快適に進化しました。
針を2段階で折り曲げる“先曲げフラットクリンチ機構”を搭載する「Vaimo11 Flarme」。針が用紙を貫通した直後から針の下部を折り曲げ始め、針を押し込むにつれてさらに折り曲げを進めるという機構で、これにより従来品に比べ、紙をとじる際の衝撃を約25%、動作音を約30%、それぞれ軽減しています。バイモは分厚い枚数をとじれる分、2枚など紙の枚数が少ないと衝撃や動作音が大きくなりがちでしたが、そうした点を改良しています。
この機構には、とじ裏が平らになる“フラットクリンチ”と、とじ裏がメガネ状になる“メガネクリンチ”それぞれの良いところを取り入れており、製品名の「Flarme(フラーメ)」はこの“フラット”と“メガネ”の頭をつなげたところから命名されています。
また、本体の高さを変えずにより軽い力でとじられるように軽とじ機構を強化しており、紙をとじる荷重を約10%軽減しています。バイモはてこの原理を利用しているため、軽とじ機構の強化には本体の高さを上げて距離を伸ばす必要がありますが、前述の“先曲げフラットクリンチ機構”で従来品よりも下カバー部(クリンチャ部)を下げられたため、高さをほぼ変えずに軽減を実現しています。
なお、ホッチキス本体の形状も見直され、重量を約10%、幅を約10%削減。本体カバー上部には手にやさしいディンプル(くぼみ)があって力を入れやすく、手のひらが密着しやすいようラウンド形状の盛り上がりをつけることで握りやすく改良しています。
表面には指紋が目立ちにくい表面加工を施しており、マットな質感を実現。落ち着いたカラーリングでブルー、レッド、ラベンダー、ブラック、ホワイトの5色から選べます。
>> マックス
<文/&GP>
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