元市議の上告が棄却されました。

元広島市議の藤田博之被告(86)は、5年前の参議院選挙で河井克行元法務大臣から妻の案里元議員を当選させるための報酬として合わせて70万円を受け取った罪に問われています。

二審の広島高裁は「現金に選挙運動の報酬が含まれると認識していたとする一審の判決に誤りはない」として一審と同様に罰金40万円追徴金70万円の有罪判決を言い渡しました。

弁護側は上告していましたが、最高裁は19日付で棄却しました。

藤田被告が結果を受け取ってから3日以内にできる異議申し立てをしなければ有罪判決が確定します。