60代からの今さら聞けない「LINEの使い方」4つ。友だち追加や写真を送る基本がわかる
スマホを利用している多くの人が活用している「LINEアプリ」。ところが、「LINEでなにを話したらいいのかわからない」「LINEで写真を送ってみたい」といった悩みを抱えていませんか? 60代からのLINEを使ったスマホライフが楽しくなるコツを紹介します。教えてくれるのは、スマホ活用アドバイザーの増田由紀さんです。
Q1.トークしてみたいけど、なにを話したらいいか思いつきません
A.気軽に近況を送ってしまってOK!
わざわざ電話したり手紙を書いたりはしなくても、LINEなら軽やかにコミュニケーションすることができます。「たとえば、『少し入院しています』とお知らせして、『待ってるよ』だけでも返ってきたら、励まされますよね」
●「友だち」を登録する
1.友だち追加を押す
LINEアプリを開き、画面左下の「ホーム」をタップ。次に右上の人の形のマークを押す。
2.登録方法を選ぶ
「友だち」は上の2つの方法で登録するのがおすすめ。「友だち自動追加」を「許可」すると、連絡先に携帯番号を登録ずみの人がすべて「友だち」になってしまうので注意してください。
●トークする
1.トークを押す
LINEアプリで「ホーム」からトークの相手を選ぶ。この画面の左下の「トーク」をタップ。
2.文章を作成して紙飛行機マークを押す
下の入力欄にメッセージを入力。文字を入力するに従って欄は大きくなるので、たくさん打ち込んでもOK。右端の紙飛行機マークをタップすると送信されます。
自分のメッセージは緑の吹き出し、相手のメッセージは白の吹き出しで出てきます。横に時刻が記録されます。相手がメッセージを読むと、「既読」と表示されます。災害時には安否確認としても。
Q2.増えすぎた友だちはどうしたらいい?
A.「友だち」の整理をしましょう
クーポンをもらうためにお店などと「友だち」になったりすると、どんどん通知が増えてしまうことが。その場合には、「友だち」を「ブロック」するなどして整理しましょう。
「ホーム」から「友だち」をタップ。非表示にしたい人を長押しして「ブロック」をタップ。
Q3.写真つきメッセージを送ってみたい
A.いろんなシーンでどんどん活用してみて
LINEでは写真も簡単に送ることができます。「たとえばいただき物をしたとき、『おいしくいただきました』と、言葉だけでなく写真も一緒に送れば、『本当に食べてくれたんだな』と伝わります」。写真ならではのコミュニケーションを楽しみましょう。
●写真の送り方
1.トーク中にマークを押す
入力欄の「写真マーク」から「アルバムへのアクセスを許可」を押すと、スマホで撮った写真の一覧が出ます。
2.送る写真を選ぶ
送りたい写真の右上の●をタップ。選んだ写真に数字が付いたら、送信を押します。複数枚送りたい場合は、いくつか選んでから送信しましょう(いちどに10枚まで)。
3.送信が完了
トーク画面内に選んだ写真が表示されていれば、送信完了。もし間違って送信してしまった場合は、写真を長押しして「送信取消」を押せば削除されます(ただし、相手が未読で、24時間以内の場合に限ります)
●写真の保存方法
1.保存マークを押す
トーク画面に届いた写真をタップ。大きく表示され、下にマークが出てくるので、いちばん右の保存マークをタップします。そのほか、捨てたいときは「ゴミ箱」をタップ、ほかの人に転送したいときは「共有」をタップして、相手を選びます。
2.保存が完了
保存すると、上のように「保存しました」と表示されます。自分のスマホの写真アプリ内に写真が保存されています。
●写真つきメッセージ活用法1:お礼状として
いただき物をしたとき、実際に食べたり使ったりしているところを写真に撮り、贈り主に送信します。お礼状の代わりに。
●写真つきメッセージ活用法2:買い物を頼むとき
お買い物を頼むときにも、写真があれば正確に伝わります。せっかく頼んだのに間違ったものだった! なんていう失敗もなし。
Q4.写真が出てこないときは
「写真マーク」を押しても写真が出てこないときは、スマホ本体からアクセスを許可する必要があります。
iPhoneの場合は、「設定」→「プライバシーとセキュリティー」→「写真」→「LINE」→「フルアクセス」に。
Androidの場合は、「設定」→「プライバシー」→「権限マネージャー」→「写真と動画」→「LINE」→「許可」または「常にすべて許可」にします。