1,100Wでパワフルに粉砕するシャークニンジャの「Twisti ミキサー」実機をチェック - タンパーも標準装備
シャークニンジャは、仕上がりに合わせた5つのかくはんパターンを搭載したミキサー新製品「Ninja Twisti ミキサー」(ニンジャ ツイスティー ミキサー)を8月29日に発売します。価格はオープン。店頭予想価格は19,800円前後の見込みです。
2024年2月に国内投入された「Ninja Blast」シリーズの第2弾となる製品。パワフルな1,100Wモーター、8枚羽の独自ブレード、内蔵型タンパーといった機能を搭載し、アーモンドや殻付きのエビなど、固い食材もなめらかなテクスチャに仕上がることが特徴です。8月7日に開催された体験会で実機を見てきました。
Ninja Twisti ミキサー。8月29日に発売し、店頭予想価格は19,800円前後の見込み
1,100Wで混ぜ合わせるパワフルなミキサー。タンパーを標準装備
まずは「Ninja Twisti ミキサー」の外観を見ていきましょう。特徴的なステンレス8枚刃は容器の底に、大型の刃を6枚、小型の刃を2枚組み合わせて設置。これを1,100Wのパワフルなモーターで力強く回し、氷や殻つきの海老など固い食材も力強く粉砕、混ぜ合わせます。
内部をかき混ぜられる「タンパー」は、フタ一体型の内蔵タイプとなっていることもポイント。調理中にふたを開けることなく、つまみを回すことで、水分量が少ない食材や上部に詰まった食材をしっかりかき混ぜられます。ふたの中央には液体の投入口も設け、かくはん中にふた全体を取らなくても、追加で調味料や牛乳、オイルなどの液体を入れられます。
ステンレス製の8枚刃を容器の底に搭載
大型の刃を6枚、小型の刃を2枚組み合わせて食材を粉砕する
ふたと一体型のタンパー。かくはん中に、ふたの上部にある取っ手を回すことで容器内の食材をかきまわせる
ふたの上部に備えられた投入口。かくはん中に液体などを追加できる
5つの自動プログラムはかくはんリズム・秒数に違いあり
注目の新機能が、5つの自動プログラムを搭載していること。さまざまな仕上がりに合わせた独自のかくはんパターン・秒数があらかじめ設定されており、調理内容に応じて適切に食材をかくはんできます。これにより、一台でスムージー、ケーキ生地、アイスクリーム、ディップなど幅広いレシピを調理できるため、料理のレパートリーも広がるといいます。
自動プログラムは「extract」「smoothie」「frozen」「spread」「bowl」の5種類。extract(稼働時間75秒)は皮つきの果物などをパワフルにかくはんできるモード。smoothie(同55秒)は口当たりよくなめらかに仕上がるため、スムージーやジュースに適しています。frozen(同50秒)は氷を砕け、フラッペやアイスに。spread(同75秒)はケーキ生地やディップなど液体が少ないレシピに向きます。bowl(同30秒)はアサイーボウルやスムージーボウルが簡単に調理できるとのこと。
ふたにはロック機構を搭載
インタフェースは前面に揃っている。ボタン1つで自動プログラムを選べるほか、ボタンを押している間のみかくはんする「PULSE」、ワンタッチで60秒間かくはんする「START/STOP」ボタンも用意
自動プログラムのほか、ボタンを押している間のみかくはんする「PULSE(パルス)」と、ワンタッチで60秒間かくはんする「START/STOP(スタート/ストップ)」というマニュアルモードも搭載しています。自動プログラムで混ぜたけど、あとちょっとだけ追加で混ぜたい、というときに役立ちます。
本体からピッチャー、ふた、ブレードユニットは取り外して洗え、この3つのパーツは食洗機にも対応。また水と洗剤を投入してかくはんすることで、容器を手軽に洗浄できます。本体サイズは高さ350×幅210×奥行165mm、全体の重さは約3.2kg。容量は約1,000ml。連続動作時間は3分間で、3分連続運転後15分停止の繰り返しで稼働します。
本体にある凹凸と、容器底の凹凸を合わせてセットする
手に持ったところ。容器はプラスチック製で軽い。ミキサーとしては一般的なサイズだと思われる
本体の底面には、稼働中に倒れないよう前側2カ所に吸盤を備えている。強力な吸盤で、剥がすときには吸盤のない後方から倒すように持ち上げる
実食! 殻付きのエビがなめらかなビスクスープに変身
体験会では「Ninja Twisti ミキサー」で作られた料理を試食できました。写真でご紹介していきます。
「皮ごとごろっとグリーンスムージー」を作っている様子。皮付きのリンゴや小松菜、皮付きのキウイ、皮付きのぶどう、角氷などをミックスする
完成したスムージー。なめらかな食感で、キウイの種のかけらを多少感じる程度で食材の塊はほぼなく、繊維を感じることもなかった。普通のジュースのように飲める
「エビのビスクスープ」を作っている様子。殻付きのエビ10尾をニンニク、玉ねぎ、生クリームなどと混ぜ合わせる
【動画】稼働中の様子。モードはExtract ※音が出ます
完成したビスクスープ。こちらも滑らかな仕上がりで、舌触りはもったりしているが、エビの殻の細かいシャリシャリした食感も楽しめた。殻ごと調理のためか、エビの風味がとにかく濃厚
「サーモンクリームチーズディップ」を作っている様子。スモークサーモンとクリームチーズ、生クリームをかくはんするもので、水分量が少ないため、タンパーが特に活躍する
【動画】サーモンとクリームチーズがSpreadモードでかくはんされる様子。サーモンクリームチーズディップは水分量が少ないため、タンパーが活躍 ※音が出ます
完成したディップ。水分量が少なくパンに塗っても垂れない、適度な固さの仕上がりとなった。サーモンの風味が強くおいしい
【動画】完成したディップはパンに塗っても垂れない、“ツノ”のあるしっかりしたテクスチャだ ※音が出ます
「マンゴーフローズンヨーグルト」を作っている様子。冷凍マンゴーとヨーグルト、砂糖を混ぜ合わせる
完成したマンゴーフローズンヨーグルト。アイスとシャーベットの中間のような、適度な柔らかさが印象的。マンゴーとヨーグルトの味がしっかり出ていた
「チョコレートマフィン」の材料をかくはんしたもの。バターと卵、グラニュー糖、薄力粉、チョコレート、ココアパウダー、ベーキングパウダーといった材料がきれいに混ざっている
焼き上がったマフィン。普通に美味しい
商品に同梱されるレシピブック。今回試食したメニューも掲載されている
ボタン1つで迷わず操作でき、底面に備えた2つの吸盤で安定して動かせることが好印象でした。食材を均一に混ぜ合わせるためのお助けアイテム、タンパーも余計な力は不要で、抵抗なく回せました。気になったのは稼働音で、威力が高いぶんモーターの回転音や食材を破砕する音がそれなりに大きい点は先にチェックしておきたいところです。
とはいえ同社ミキサーとしては小型ながら、1,100Wで稼働する8枚刃の威力は圧巻。殻付きのエビがとろみのあるビスクスープに代わり(殻の食感はわずかに残っていましたが、それがいいアクセントになっていました)、サーモンはしっかり“ツノ”の立つなめらかなディップになるなど、かくはん時に力不足を感じる場面はありませんでした。パワフルなミキサーを探している方には選択肢の1つになるかと思います。
2024年2月に国内投入された「Ninja Blast」シリーズの第2弾となる製品。パワフルな1,100Wモーター、8枚羽の独自ブレード、内蔵型タンパーといった機能を搭載し、アーモンドや殻付きのエビなど、固い食材もなめらかなテクスチャに仕上がることが特徴です。8月7日に開催された体験会で実機を見てきました。
1,100Wで混ぜ合わせるパワフルなミキサー。タンパーを標準装備
まずは「Ninja Twisti ミキサー」の外観を見ていきましょう。特徴的なステンレス8枚刃は容器の底に、大型の刃を6枚、小型の刃を2枚組み合わせて設置。これを1,100Wのパワフルなモーターで力強く回し、氷や殻つきの海老など固い食材も力強く粉砕、混ぜ合わせます。
内部をかき混ぜられる「タンパー」は、フタ一体型の内蔵タイプとなっていることもポイント。調理中にふたを開けることなく、つまみを回すことで、水分量が少ない食材や上部に詰まった食材をしっかりかき混ぜられます。ふたの中央には液体の投入口も設け、かくはん中にふた全体を取らなくても、追加で調味料や牛乳、オイルなどの液体を入れられます。
ステンレス製の8枚刃を容器の底に搭載
大型の刃を6枚、小型の刃を2枚組み合わせて食材を粉砕する
ふたと一体型のタンパー。かくはん中に、ふたの上部にある取っ手を回すことで容器内の食材をかきまわせる
ふたの上部に備えられた投入口。かくはん中に液体などを追加できる
5つの自動プログラムはかくはんリズム・秒数に違いあり
注目の新機能が、5つの自動プログラムを搭載していること。さまざまな仕上がりに合わせた独自のかくはんパターン・秒数があらかじめ設定されており、調理内容に応じて適切に食材をかくはんできます。これにより、一台でスムージー、ケーキ生地、アイスクリーム、ディップなど幅広いレシピを調理できるため、料理のレパートリーも広がるといいます。
自動プログラムは「extract」「smoothie」「frozen」「spread」「bowl」の5種類。extract(稼働時間75秒)は皮つきの果物などをパワフルにかくはんできるモード。smoothie(同55秒)は口当たりよくなめらかに仕上がるため、スムージーやジュースに適しています。frozen(同50秒)は氷を砕け、フラッペやアイスに。spread(同75秒)はケーキ生地やディップなど液体が少ないレシピに向きます。bowl(同30秒)はアサイーボウルやスムージーボウルが簡単に調理できるとのこと。
ふたにはロック機構を搭載
インタフェースは前面に揃っている。ボタン1つで自動プログラムを選べるほか、ボタンを押している間のみかくはんする「PULSE」、ワンタッチで60秒間かくはんする「START/STOP」ボタンも用意
自動プログラムのほか、ボタンを押している間のみかくはんする「PULSE(パルス)」と、ワンタッチで60秒間かくはんする「START/STOP(スタート/ストップ)」というマニュアルモードも搭載しています。自動プログラムで混ぜたけど、あとちょっとだけ追加で混ぜたい、というときに役立ちます。
本体からピッチャー、ふた、ブレードユニットは取り外して洗え、この3つのパーツは食洗機にも対応。また水と洗剤を投入してかくはんすることで、容器を手軽に洗浄できます。本体サイズは高さ350×幅210×奥行165mm、全体の重さは約3.2kg。容量は約1,000ml。連続動作時間は3分間で、3分連続運転後15分停止の繰り返しで稼働します。
本体にある凹凸と、容器底の凹凸を合わせてセットする
手に持ったところ。容器はプラスチック製で軽い。ミキサーとしては一般的なサイズだと思われる
本体の底面には、稼働中に倒れないよう前側2カ所に吸盤を備えている。強力な吸盤で、剥がすときには吸盤のない後方から倒すように持ち上げる
実食! 殻付きのエビがなめらかなビスクスープに変身
体験会では「Ninja Twisti ミキサー」で作られた料理を試食できました。写真でご紹介していきます。
「皮ごとごろっとグリーンスムージー」を作っている様子。皮付きのリンゴや小松菜、皮付きのキウイ、皮付きのぶどう、角氷などをミックスする
完成したスムージー。なめらかな食感で、キウイの種のかけらを多少感じる程度で食材の塊はほぼなく、繊維を感じることもなかった。普通のジュースのように飲める
「エビのビスクスープ」を作っている様子。殻付きのエビ10尾をニンニク、玉ねぎ、生クリームなどと混ぜ合わせる
【動画】稼働中の様子。モードはExtract ※音が出ます
完成したビスクスープ。こちらも滑らかな仕上がりで、舌触りはもったりしているが、エビの殻の細かいシャリシャリした食感も楽しめた。殻ごと調理のためか、エビの風味がとにかく濃厚
「サーモンクリームチーズディップ」を作っている様子。スモークサーモンとクリームチーズ、生クリームをかくはんするもので、水分量が少ないため、タンパーが特に活躍する
【動画】サーモンとクリームチーズがSpreadモードでかくはんされる様子。サーモンクリームチーズディップは水分量が少ないため、タンパーが活躍 ※音が出ます
完成したディップ。水分量が少なくパンに塗っても垂れない、適度な固さの仕上がりとなった。サーモンの風味が強くおいしい
【動画】完成したディップはパンに塗っても垂れない、“ツノ”のあるしっかりしたテクスチャだ ※音が出ます
「マンゴーフローズンヨーグルト」を作っている様子。冷凍マンゴーとヨーグルト、砂糖を混ぜ合わせる
完成したマンゴーフローズンヨーグルト。アイスとシャーベットの中間のような、適度な柔らかさが印象的。マンゴーとヨーグルトの味がしっかり出ていた
「チョコレートマフィン」の材料をかくはんしたもの。バターと卵、グラニュー糖、薄力粉、チョコレート、ココアパウダー、ベーキングパウダーといった材料がきれいに混ざっている
焼き上がったマフィン。普通に美味しい
商品に同梱されるレシピブック。今回試食したメニューも掲載されている
ボタン1つで迷わず操作でき、底面に備えた2つの吸盤で安定して動かせることが好印象でした。食材を均一に混ぜ合わせるためのお助けアイテム、タンパーも余計な力は不要で、抵抗なく回せました。気になったのは稼働音で、威力が高いぶんモーターの回転音や食材を破砕する音がそれなりに大きい点は先にチェックしておきたいところです。
とはいえ同社ミキサーとしては小型ながら、1,100Wで稼働する8枚刃の威力は圧巻。殻付きのエビがとろみのあるビスクスープに代わり(殻の食感はわずかに残っていましたが、それがいいアクセントになっていました)、サーモンはしっかり“ツノ”の立つなめらかなディップになるなど、かくはん時に力不足を感じる場面はありませんでした。パワフルなミキサーを探している方には選択肢の1つになるかと思います。