一族にはサリオスなど活躍馬ズラリ デビュー戦2着から確勝を期すサラコスティ
確勝を期す2戦目だ。サリオスの甥となるサラコスティ(牡2、栗東・池添学厩舎)が、日曜中京3Rの2歳未勝利(芝2000m)で初勝利を狙う。
サラコスティは父エピファネイア、母サロニカ、母の父ディープインパクトの血統。母は17年のエルフィンSの覇者。そのきょうだいには19年の朝日杯FSなど重賞4勝のサリオス、20年の府中牝馬Sを制したサラキア、22年のローズSで2着のサリエラ、昨年のアルテミスSで2着のサフィラなど、活躍馬がズラリと並ぶ。さらに祖母のサロミナは12年の独オークスの覇者。近親には21年のNHKマイルCを制したシュネルマイスターの名前もある。
京都の新馬(芝1800m)は差し届かず2着だったが、勝ったエリキングもセレクトセールで2億1000万円の高値が付いた素質馬。何よりこの馬自身、上がり3Fはメンバー中最速をマークしており、評価を落とすような走りではなかった。今回は200mの距離延長となるが、血統からも走りからも問題なし。結果はもちろん、内容も求められる一戦となりそうだ。