【大井・黒潮盃】ダテノショウグンが無傷の7連勝…御神本「まだまだ上を目指せる馬」
8月15日、大井競馬場で行われた11R・黒潮盃(S3・3歳・ダ1800m)は、御神本訓史騎乗の1番人気、ダテノショウグン(牡3・大井・森下淳平)が快勝した。3.1/2馬身差の2着に2番人気のシシュフォス(牡3・船橋・佐藤裕太)、3着にムットクルフェ(牡3・大井・的場直之)が入った。勝ちタイムは1:54.9(良)。
1着 ダテノショウグン
御神本訓史騎手
「2週前追い切りに跨らせていただきましたが、さらにパワーアップした動きをみせてくれていました。今日はプラス5kgでしたが、充実した馬体だと思っています。(スタートは)ヒヤッとしました。普段この馬はゲートが上手なんですが、2走ボケかわかりませんが、ゲートのなかで気負ってしまって、タイミングが遅れてしまいました。完璧な馬でもこういうことがあるので、気を付けないとなと思いました。有力馬が前のほうにいてペースも2コーナーで落ち着いてしまい、3コーナーからのヨーイドンでは分が悪くなると思ったので、早めに動いていきました。直線はいつも素晴らしい脚で走ってくれるので問題ないのですが、次の大一番に向けて揉まれる競馬をしたかったのですが少し雑な内容になってしまい致し方無いところかなと思います。今日は無事ダテノショウグンを7連勝に導くことができてホッとしています。今日は暑いなかご来場していただき、僕らもより一生懸命騎乗することができます。ダテノショウグンはまだまだ上を目指せる馬なので、これからも引き続き応援よろしくお願いいたします。今日は応援ありがとうございました」
森下淳平調教師
「ホッとしました。(プレッシャーは)ありますね、ここまで人気だと。絶対に勝たなくてはいけないという感じでした。いつもはスタートが上手な馬だが今日は立ち遅れました。思ったより後ろのポジションになってしまったので大丈夫かと心配したが、ジョッキーが早めに動いてくれてしっかり勝ち切ってくれました。ちょっと今までと違う競馬になったが、改めて力があるところを見せてくれたと思います。馬の状態は仕上がり良かったが、ちょっとゲートに日和っていたと聞いたので、その辺が立ち遅れた原因だと思う。次に向かう途中で落ち着いてくると思うので、次は上手にスタートきってくれればと思います。(次走の予定は)まずは爪の状態も100%ではないし、猛暑の中での調教やレースなので、馬体の様子をみながら調整したいです。馬がこの後も元気で調子が上がってくるようであれば最後3冠目のダートクラシックに向けて調整できれば嬉しいです。冬場に爪を痛めてしまってクラシックを棒に振ってしまいましたが、再度スケジュール組みなおして目標にやってきた中で、レースを勝たせてもらいましたので、最後の1冠に向けてここから調子が上がってくるようだったら、強い馬に挑戦できればと思っています。まだ流動的ですが、もしそうなればしっかり調整していきたいと思っていますので、応援してあげてください」
ダテノショウグン 7戦7勝
(牡3・大井・御神本訓史)
父:バンブーエール
母:ウートゥルメール
母父:マンハッタンカフェ
馬主:鈴木雅俊
生産者:大北牧場
【全着順】
1着 ダテノショウグン 御神本訓史
2着 シシュフォス 森泰斗
3着 ムットクルフェ 矢野貴之
4着 マコトロクサノホコ 本田正重
5着 オーウェル 笹川翼
6着 ケンタッキースカイ 菅原涼太
7着 イモノソーダワリデ 鷹見陸
8着 ミライヘノシンゲキ 谷内貫太
9着 サーマウント 所蛍
10着 スマイルナウ 張田昂
11着 クリコマ 山崎誠士
12着 バハマフレイバー 川島正太