超快適&クール!「在宅ワーク環境」快適化アイテム7選【夏のビジネス&ライフスタイルBestBuy】
【夏のビジネス&ライフスタイルBestBuy】
2024年も熱い夏がやってきた。例年と変わらず今年も猛暑の予想。ならば仕事環境は家電やガジェットを活用してできるだけ過ごしやすくしたい。大切なのが室温と湿気の管理だ。その上でネット回線も快適にしたい。
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気温が急上昇する夏の在宅ワーク環境を快適にするためにはまず、エアコンやサーキュレーターを用意して仕事に集中できるようにしたい。ここで大切なのが単に部屋が冷えればいいというわけではないこと。仕事に集中していると体を冷やしすぎてしまうこともある。
東芝ライフスタイルの「大清快 N-DR」シリーズの“無風感空調”のように風をあまり当てることなく部屋が冷やせるとベスト。サーキュレーターで冷たい空気を循環させるのもおすすめだ。さらに空気質を改善できれば快適な仕事空間になる。
そしてもうひとつがネット環境の改善だ。大容量データの送受信を効率よく行うためにも最新規格に対応した高速Wi-Fiルーターも揃えよう。
家電ライター/コヤマタカヒロさん
1973年生まれのデジタル&家電ライター。25年以上デジタルガジェット、白物家電を専門分野として執筆活動を展開。家電のテストと撮影のための空間「コヤマキッチン」を用意。企業のアドバイザーなども務める
■レーダーが人を探知して気流をコントロール
東芝ライフスタイル
「大清快 N-DRシリーズ」(実勢価格:23万8000円〜 ※6畳用/税別)
夏場のリモートワークで気になる節電と冷えすぎの両方をケアしてくれるエアコン。レーダーが人だけを冷やして節電でき、さらに無風感冷房により、冷風による冷えすぎが防げます
レーダーが人の位置や動きをリアルタイムで探知して“風あて”、“風よけ”ができるエアコン。節電冷房モードでは風を当てながら控えめの冷房運転ができる。また、風を感じにくい無風感空調機能を搭載する。
▲レーダーが人の位置をリアルタイムで探知。近くにいる人に風を向けることで設定温度を上げても涼しい
▲独自の無風感ルーバーが一部の冷風の速度を変えることで衝突を生み、拡散させて風を感じにくくする
■フクロウの翼構造をもとに大風量とやさしい運転音を両立
シャープ
「プラズマクラスター サーキュレーター PK-18S01」(実勢価格:2万4000円前後)
室内の空気を効率よく循環させるために欠かせないサーキュレーターの最新モデルです。非常に静音性が高い点と、デザイン性の高さが魅力。下向きに送風できるのも便利です
最大30畳の空間の空気循環ができる大風量を実現しながらもやさしい運転音を実現。最高濃度のプラズマクラスターNEXTを搭載し、衣類の部屋干し臭なども低減できる。
▲二間続きの部屋などでもしっかり遠くまで風が届けられる。大風量に対応。風量は10段階で細かく制御できる
■首振り角度を左右3段階、上下4段階で細かく調整できる
アイリスオーヤマ
「サーキュレーターアイ DC JET (PCF-SDC15T-EC-W)」(1万2800円)
もはやスタンダードになったボール型フォルムがかわいいモデル。省スペースに設置できるので置き場所を選びません。見た目によらず非常にパワフルで多機能!
累計販売台数2000万台以上の人気サーキュレーター。独自のボール型形状の「スパイラルグリル」による強力な送風が可能。細かく角度が調整できるため、狙い撃ちでの送風ができる。
▲前面ガード、羽根と背面ガードは工具不要で取り外すことが可能。簡単にホコリ取りなどのメンテができる
■除湿・空気清浄・脱臭、一台三役で空間ケア!
三菱電機
「空清脱臭除湿機 美空感 MJ-PHDV24WX」(実勢価格:14万800円前後)
仕事部屋やリビングなどに設置しておくだけで、湿気を取り、空気清浄・脱臭ができるので手軽に空気質を大幅に高めてくれます。ペットの臭い対策にも最適です
コンプレッサー方式の除湿機に空気清浄・脱臭機能をプラス。インバーター制御による省エネ運転も可能だ。8畳を13分できれいにできる空気清浄機能と活性炭フィルターによる脱臭が◎。
▲プレフィルター、高性能HEPAフィルター、活性炭フィルターの三枚で空気の汚れや臭いを吸着する仕組み
▲本体背面のスマートフラップの開閉により、空気の状態に応じて除湿モードと空気清浄・脱臭モードに自動で切り替える
■最新規格Wi-Fi 7に対応する高速Wi-Fiルーター
バッファロー
「AirStation WXR18000BE10P」(実勢価格:6万4980円)
さらなる高速通信ができるWi-Fiの最新規格に対応しているため、対応スマホやPCが登場したらすぐに使えます。これからを見越すならWi-Fi 7が魅力的!
国内メーカー初となる「Wi-Fi CERTIFIED7」認証を取得。6GHz、5GHz、2.4GHzのトライバンドで通信ができ、計10ストリームを備える。6GHz帯では11.529Gbps(理論値)での高速通信が可能。
▲10ストリームに対応した「トリプルバンドダイポールアンテナ」を搭載。23軸回転機構で向きの調節が可能
■6GHz帯での通信に対応するWi-Fi 6Eルーター
ティーピーリンク
「Archer AXE5400」(実勢価格:1万3920円前後)
コスパ重視でネットワークを改善するなら対応スマホが増えてきたWi-Fi 6Eルーターがベスト。有線LANポートが2.5GbE LAN対応なので有線がボトルネックになる心配がありません
iPhone 15 Proなどが対応しているWi-Fi 6E規格で2402Mbpsでの高速通信が可能。メッシュ標準規格「Wi-Fi EasyMesh」に対応しており、宅内をメッシュネットワーク化できる。
▲6GHz/5GHz帯の両方で2402Mbpsの高速通信に対応。Pixel 8やiPhone15 Proなどで6GHz帯が利用できる
■通年使えるウェアラブルクーラーで室内も屋外も快適!
外出先はもちろん自宅でも重宝するのが体を冷やしてくれるウエアラブルデバイスだ。REON POCKETはシャツの中に装着するため、ビジネスシーンでも気に入らない。ハンズフリーで体を冷やせる。
ソニーサーモテクノロジー
「REON POCKET 5 RNPK-5T」(センシングキット:1万9800円)
首の裏に取り付けるウェアラブルサーモデバイス。冷却/温熱面が首筋にフィットし、体を直に冷やしたり、温めたりできる。
※2024年6月6日発売「GoodsPress」7月号76-77ページの記事をもとに構成しています<文/コヤマタカヒロ>
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