現役時代にはバルセロナでプレイしたサビオラ氏 photo/Getty Images

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元アルゼンチン代表FWハビエル・サビオラ氏が、アンドラで逮捕されたようだ。

現在42歳のサビオラ氏は小柄な体格ではあったが、若いころか注目を集め、瞬発力やスピード、テクニックを活かしたドリブルで多くのファンを魅了。特に2001年から過ごしたバルセロナでは、パトリック・クライファートやリバウド、ロナウジーニョらさまざまなスーパースターたちとともに多くのゴールを生み出し、リーグ戦で17ゴールを記録するシーズンもあった。

その後、2015年にプレイしたリーベル・プレートを最後に、スパイクを脱いでいたサビオラ氏。現在はスペインとフランスの間にあるアンドラ公国に拠点を置き、スポーツ活動を続けているという。そんな中で、アンドラメディア『altaveu』が5日、サビオラ氏が逮捕されたと報道したのだ。

同メディアによると、4日の朝、運転者に対して飲酒や薬物使用を防止する定期検査を行なっていたところ、パーティ帰りのサビオラ氏がその対象に。検査の結果、陽性反応とともに基準値を上回る血中アルコール濃度を示したため、飲酒運転で逮捕。その日は警察署の独房で一晩を過ごすことになったとのことだ。アルコールによって過度に障害を受けていたわけではなく、素直に手続きを行ったようだが、執行猶予付きの罰金や免許取り消しなどが言い渡される可能性があるという。

なお、サビオラ氏は11月末に来日予定。ニッパツ三ツ沢球技場で行われる『DIAMOND CUP OF LEGEND』で、「ワールドレジェンズ」の一員として「Jクラシックス」と対戦することになっている。今回の逮捕が来日に影響しなければよいのだが、はたして。