体操女子床決勝に出場したアナ・バルボス【写真:Getty Images】

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パリ五輪

 パリ五輪は5日、体操女子床決勝が行われたが、アナ・バルボス(ルーマニア)が悲劇に見舞われた。一度は銅メダルに喜んだが、5位の選手の採点見直しで急転。バルボスは4位に繰り下がった。日本人ファンは「ぬかよろこび?可哀そう」と同情している。

 歓喜が一瞬にして悲劇に変わった。バルボスは一時は銅メダルに。両手で口を覆い、雄叫びを上げた。しかし、直後に5位だったジョーダン・チャイルズが「インクワイアリー(問い合わせ)」を利用した。審判の採点に不満があれば見直しを要求できるシステム。得点が変わり、チャイルズが銅メダルに食い込んだ。

 米放送局「NBCスポーツ」は「ジョーダン・チャイルズは自身の演技終了後5位だったが、インクワイアリーを提出し、彼女の得点が審判によって変更された。チャイルズは13.766で銅メダルを獲得。彼女にとって個人初の五輪メダルだ。体操の驚くべき最終日のなんて終わり方だろう」と伝えた。

 ルール上は仕方のないことだが、X上の日本人ファンも「バルボス切ない」「うっそー!!」「これは可哀想」「喜んだあとでかわいそうだ」「ぬかよろこび?可哀そうじゃん!」「仕方ない」と反応している。

(THE ANSWER編集部)