ドジャースへのトレード移籍が発表されたアーメド・ロサリオ【写真:Getty Images】

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左腕ヤーブローが事実上の戦力外に

 大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは29日(日本時間30日)、レイズとの交換トレードでアーメド・ロサリオ内野手をトレードで獲得したと発表した。昨季所属しており、約9か月ぶりの復帰となる。レイズにはマイケル・フリン投手が移る。ライアン・ヤーブロー投手がメジャー出場前提の40人枠を外れ、事実上の戦力外(DFA)となった。

 28歳のロサリオは2017年にメッツでメジャーデビュー。2019年には打率.287、15本塁打、72打点、19盗塁をマークした。2021年からインディアンス(現ガーディアンズ)へ移り、昨年7月下旬にノア・シンダーガード投手とのトレードでドジャース入り。48試合出場して打率.256、3本塁打、18打点、6盗塁をマークした。

 昨年11月にFAとなり、1年150万ドル(約2億3000万円)でレイズ入り。今季は76試合出場して打率.307、2本塁打、26打点、9盗塁を記録している。2018年に行われた日米野球で来日した経験も持つ。

 この日、カージナルス、ホワイトソックスとの3球団トレードを成立させ、カージナルスからWBC韓国代表のトミー・エドマン内野手と若手有望株オリバー・ゴンザレス投手、ホワイトソックスからマイケル・コペック投手を獲得した。また、40人枠から外したリッキー・バナスコ投手をタイガースへ金銭トレードで放出した。

 ムーキー・ベッツ、マックス・マンシー、クリス・テイラーと内野手に負傷者が続出。手薄な状況となっていた。怒涛のトレード3連発で、経験豊富な2人の内野手を補強した。(Full-Count編集部)