とちぎテレビ

那須烏山市が1年で最もにぎわう山あげ祭りに合わせて地元の魅力を知ってもらおうと電車の中に市内で活躍している人たちのポスターが飾られました。

JR烏山線の2両電車。車内に入ってみると、至る所に那須烏山市内で働く人のポスターがメッセージとともに掲げられています。広告を出したのは、市内で飲食店を営む富山県出身の長手良弘さんです。長手さんは妻の朋美さんの祖父が那須烏山市に住んでいる縁から去年6月に夫婦で店を開き、東京都との2拠点生活をしている中で、外の目線から見た地元の魅力を発信しようと初めて企画しました。

長手さんの店では、地域の魅力を発信するフリーペーパーを発行していて、山あげ祭りにお盆の帰省など烏山線の利用者が1年の中でも特に多くなるこの時期に合わせて電車内の広告を占拠することにしたということです。企画に協力したのは、飲食店や生花店など14社で従業員や経営者といった「人」にスポットをあて仕事と地元への思いを紹介しています。この電車の広告は8月26日まで掲げられています。