夏の「電気代」 どう節約してる? 500人超の“工夫術”
“訳あり不動産”情報メディア「「高く売る不動産」を運営するAlbaLink(東京都江東区)が、「夏の電気代節約方法に関する意識調査」を行い、結果をランキング形式で紹介しています。
調査は、7月5〜10日にかけて、男性172人と女性329人、計501人にインターネットで行われました。回答者の年代の割合は10代が1.0%、20代が12.4%、30代が33.9%、40代が26.9%、50代が18.8%、60代以上が7.0%ということです。
「夏に電気代の節約を意識するか」と質問したところ、「とても意識する」が35.7%、「ある程度意識する」が59.5%と計94.6%となり、9割以上の人が夏に電気代を意識していることがわかったということです。その一方で、“意識していない人”からは、「電気代を気にしすぎてエアコン利用などを控えると、熱中症のリスクが高まるから」といった声も届けられたとのことです。
「夏の電気代節約方法」を聞いたところ、3位は「使わない家電・照明はオフ」で85人、2位は「エアコンの温度設定を工夫」で128人、1位は「扇風機・サーキュレーターの活用」で139人でした。
「扇風機・サーキュレーターの活用」と回答した人からは「エアコンだけではなく扇風機も使うようにしている」(30代・男性)、「サーキュレーターを使ってエアコンの冷気を循環させる」(40代・女性)というコメントが寄せられたとのことです。
「エアコンの温度設定を工夫」では、「必要以上にエアコンの設定温度を下げない。涼しくなったら設定温度を上げる」(30代・女性)、「エアコンの設定温度を28度にする」(60代以上・女性)などの意見が集まったということです。
「使わない家電・照明はオフ」の回答者からは「使っていない部屋の電気はこまめに消す」(20代・女性)、「使わない電気はとにかく消す」(30代・女性)、「必要ない家電は電源オフ」(40代・男性)といった声があったということです。
「現在の電気代節約の効果に満足しているか」という質問では、「まあ満足している」が50.7%、「あまり満足していない」が39.9%、「全く満足していない」が2.4%という結果でした。
同社は、調査結果を受けて、「夏の節約方法としては、エアコンの使用を減らしたり、エアコンの冷房効率を高めたりする方法に注目している人が多くなりました」と分析。続けて、「冷房効率を高める方法としては、『エアコンを使う前の換気』『サーキュレーターやひんやりグッズとの併用』『すだれの活用』『室外機カバーの設置』などがあります」。
さらに、「エアコンに注目している人が多かったものの、夏は冷蔵庫の電気代も上がるので注意しましょう。冷蔵庫の節電方法としては、『冷蔵庫内にスペースをつくる』『冷凍庫内には食品を隙間なく詰める』『冷蔵庫の開閉回数を減らす』などがあります」とコメントしています。
また、「古い家電を使い続けている人は、省エネ性能の高い家電への買い替えで、電気代を減らす効果も期待できます。買い替えのタイミングが来ている場合には、省エネ性能に注目して家電を選びましょう」というメッセージも伝えています。