「本気で客舐めてる」福田雄一 自身が演出のミュージカルめぐる発言が物議「相手を下げて笑いを取る」

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7月21日、人気映画監督の福田雄一氏(56)が、自身が演出を手掛けるミュージカルについて“心配事”をXで吐露した。その内容が、物議を醸している。

11月から上演される、WEST.の桐山照史(34)が主演を務めるミュージカル『グラウンドホッグ・デー』で演出を担当する福田氏。同作は’93年に公開されたコメディ映画『Groundhog Day』を原作にしたミュージカルで、’16年にイギリスで初演されたもの。ローレンス・オリヴィエ賞で最優秀新作ミュージカル賞とミュージカル部門主演男優賞を受賞し、’17年にはアメリカ・ニューヨークのブロードウェイで上演され、トニー賞では7部門にノミネート。そして今回、日本初演となる。

『グラウンドホッグ・デー』は、傲慢で自己中心的なテレビの人気天気予報士がタイムループに巻き込まれるというコメディ作品。同作の情報が解禁された21日、歌唱指導として同作に参加する平岡由香氏は《発表されました!大好きな福田組作品にまたまた歌唱指導で参加します!今からとっても楽しみです!》とXに投稿した。すると、福田氏は平岡氏の投稿を引用し、出演者である戸塚純貴(32)と川久保拓司(42)についてこう綴った。

《ゆか先生!戸塚と川久保の歌が心配です!本番までにいっぱしにしてあげてください!》

泣き笑いの絵文字をつけて、ポストした福田氏。ところが、この投稿が波紋を呼ぶことに――。出演者の歌が心配とSNSで明かしたことについて、Xでは《本気で言ってるとしたら失礼すぎるし、笑いで言ってるとしたら笑いのセンスが1ミリも感じません》といったリプライが。

また“心配事”があるにも関わらず、ミュージカルを上演することは観客に失礼だとし、Xでは《実力不足だけれど、長い付き合いだからキャスティングしたんですか?主演にファンが付いてるから、実力不足の役者がいてもチケット売れるし?》《これは本人にも客にも失礼ですね。これをネタとして言ったのなら人として疑うレベルですよ》と指摘する声や、原作ファンから《あぁ…こうやって私の好きなミュージカル作品が冒涜されていくのか…Groundhog Day、普遍的なテーマを、人生で大切なことをじんわりと伝えてくれる、感動的で素敵な作品なんだよ本来は…》と失望する声も上がっている。

そんななか福田氏の息子である福田響志氏(24)は、福田氏に対して《心配とか言わない!戸塚くんと川久保くんならできる!大丈夫!笑》と返信した。すると、福田氏は響志氏の投稿を引用する形で《そりゃ。そうだ。皆さん、ごめんなさい なんにしろ、面白いと思います》と謝罪した。

しかし、この投稿にも号泣する絵文字や、文末に笑顔の絵文字があるため軽薄な印象を受けるひとも少なからずいる様子。火に油を注ぐこととなり、Xでは非難の声がこう上がっている。

《今更遅いし、一度、口から出てしまった言葉は消えない。SNSなら尚更。絵文字なんか付けずに誠心誠意、謝罪するべき》
《相手を下げて笑いを取る、相手を下げて「コミュニケーション」を取ったつもり、みたいなのはとっくに廃れてるんですよね。令和も6年なのでね。新しいコミュニケーションの仕方、学ばれるのが良きかと思いますよ》
《炎上してるのにこの態度 本気で客舐めてる》