『高校野球女子選抜 vs イチロー選抜KOBE CHIBEN』は9/23東京ドームで開催。

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『高校野球女子選抜 vs イチロー選抜KOBE CHIBEN』が9月23日(月・祝)、東京ドーム(東京都)で開催される。

シアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏が率いる「イチロー選抜KOBE CHIBEN」と、高校野球女子選抜とのエキシビションマッチ。4回目となる今年は、特別ゲストとして、読売ジャイアンツ、ニューヨーク・ヤンキースで活躍し、日米通算507本塁打を誇る松井秀喜氏の参戦が決まった。

この2人に、3年連続出場の松坂大輔氏が加わり、メジャーリーガートリオそろい踏みという豪華な布陣となる。

待望の共演を前に、イチロー氏は「東京ドームで3年目を迎える今年、誰も想像しなかったであろうこのメンバーで女子選抜チームに挑みます。おじさんたちの肉体はきっとボロボロになると思いますが、野球を続ける女子選手たちの目標となるような試合をお見せします。是非球場にお越しいただき、ライブでお楽しみください」と気を引き締めている。

また、松井氏は「今年51歳になるイチローさんを祝福するために、私のかつてのホームグラウンドである東京ドームでイチローさんと松坂君と同じユニホームを着ます。女子野球の皆様にもファンの皆様にも特別な一日になるように頑張ります。多くの方に東京ドームにお越し頂ければ嬉しいです」と男気を見せつつ、試合の日を心待ちにしている。

そして、松坂氏もやる気満々。「今回、松井さんが参加されるということに私も驚き興奮しています。3人が同じユニホームを着て集まるこの日、多くの方が東京ドームへお越しくださることを願っています。女子選手たちの熱い想いに応えるプレーを、是非現地でご覧ください」と全力プレーを誓っている。

この試合は高校野球女子選抜強化プログラムの一環。初対決の2021年、イチロー氏は9番・投手で先発、最速135キロの快投で、9回147球、17三振を奪って、1-0の完封勝利を飾った。そして、2022年も9番・投手で先発し、9回131球の力投、2安打1失点14三振を奪い、7-1で完投勝ちした。

この2022年から松坂氏が参加。イチロー軍の4番・遊撃手で先発すると、4打数3安打1打点の大活躍だ。

昨年も、イチロー氏は9番・投手で先発、球速138キロをマークし、5安打9奪三振で完封勝利を挙げた。そして、打撃では3年目で待望の初安打も記録している。スコアは4-0。4番・遊撃手で出場した松坂氏は4打数1安打だった。

過去の対戦成績は、イチロー軍の3勝0敗。今年は松井氏の加入で、打線に厚みが増し、大量得点も十分に考えられる。この”最強”イチロー軍を相手に、日本女子野球の未来を担う高校生がどんな戦いぶり見せてくれるか、しっかりと見守りたい。