大谷翔平の来季開幕・東京D凱旋が正式決定!4年連続で「アジア」でプレーを披露することに
来季のMLB開幕戦では、ドジャースの大谷や山本、カブスの今永、鈴木らの日本での対戦が実現する見込みだ(C)Getty Images
MLB機構は7月18日(日本時間19日)、来季の開幕シリーズを東京ドームで行い、ドジャースとカブスが対戦すると発表した。3月18、19日(日本時間19、20日)の2連戦で、ドジャースの大谷翔平、山本由伸と、カブスの今永昇太、鈴木誠也が凱旋を果たす。
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待ちに待った待望の大谷凱旋が正式発表された。メジャーリーグ公式戦の日本開催は、マリナーズ・イチローの引退試合となった2019年3月以来、6年ぶり。先日のメジャーリーグのオールスターゲームでは、ナ・リーグの一員として共闘した大谷と今永が、日本のファンの前で対戦する。
大谷は昨年9月に右肘の手術を行い、今季は野手に専念するシーズンとなっている。投手としての復帰は来季2025年シーズンを目標としており、投打二刀流での完全復活の地が東京ドームとなるか、今後さらに注目を集めそうだ。
これで大谷は4シーズン連続で「アジア」でプレーを披露することになる。まだ記憶に新しい2023年春、日本中を熱狂させたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドで、侍ジャパンの大黒柱として東京ドームで躍動した。
ドジャースへ移籍を果たした今春は、パドレスとの開幕シリーズを韓国・ソウルで迎えた。開幕戦では相手開幕投手のダルビッシュ有と対戦。その直後には水原一平元通訳の違法賭博問題も明らかにもなった。
そして来春は東京ドームでの開幕シリーズが決定。さらに2026年春には第6回WBCの開催が決定したことが、今年5月に発表された。1次ラウンドは米国のヒューストン、マイアミと、メキシコのサンフアン、そして東京の4会場で行われる。故障などがなければ、侍ジャパンへの選出は確実で、大谷自身も前回大会優勝直後から出場への意欲を口にしている。
MLB公式サイトは「ドジャースは野茂英雄の1995年から、日本人選手について誇るべき歴史を築いてきた。そんなチームが東京で公式戦を行うのは初めてだ」と伝えた。MLBの日本公式戦は2000年3月にカブスとメッツが東京ドームで行ったのが初めてで「その時からの25周年イベントとなる」と紹介。ドジャースは2014年にオーストラリアのシドニー、2018年にメキシコのモンテレイ、そして昨年韓国で公式戦を行っており、日本が4か国目の海外シリーズとなった。
2025年シーズンは、東京での開幕シリーズ後に両球団が米国へ帰国し、3月27日に本格開幕を迎える。ドジャースの米本土開幕戦の相手はタイガースと発表された。本格開幕に先駆けて行われる2連戦。世界の野球ファンの視線が東京ドームに注がれる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]