37歳ロマゴン、10回TKOで復活! プロ52勝目、ダウン2度奪取の完勝「相手を破壊」海外記者も絶賛
ローマン・ゴンサレスが復帰戦に勝利
ボクシングの元世界4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア・帝拳)が12日(日本時間13日)、ニカラグアのマナグアで行われた117ポンド契約の10回戦でロベル・バレラ(コロンビア)と対戦し、10回TKO勝ちを収めた。2022年12月のWBC世界スーパーフライ級王座決定戦でフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に判定負けして以来の復帰戦。海外記者からは「史上最高の選手が帰ってきた!」と称賛を浴びている。
37歳の“ロマゴン”が復活だ。終始試合を優勢に進めたゴンサレス。8回と9回にダウンを奪い、決着は10回だった。バレラをロープ際に追い詰めると猛ラッシュ。手を緩めずにパンチを叩き込み続けると、遂にレフェリーが試合を止めた。リング上で肩車されたゴンサレス。両拳を突き上げて勝利を喜んだ。
X上では海外記者が続々と反応。米著名ボクシングジャーナリストのダン・ラファエル氏は「バレラは9回を切り抜けた。これで終わるべきだった。チョコラティート(ゴンサレスの愛称)は彼を破壊している。続ける理由がない」と圧倒劇を速報。米専門誌「ザ・リング」などに寄稿するオーストラリア人ライターのアンソニー・コックス氏は「チョコラティートのボクシングを見るのは喜びだ。華麗なる動き」と絶賛した。
米専門メディア「ボクシングシーン.com」のジェイク・ドノバン記者は「バレラがトラブルに見舞われ、レフェリーが試合を止めた。チョコラティートの10回勝利。史上最高の選手が帰ってきた!」と伝えた。リング誌のパウンド・フォー・パウンドランキングで1位になった経験もあるゴンサレスはこれで戦績52勝(42KO)4敗とした。
(THE ANSWER編集部)