とちぎテレビ

足利市を盛り上げたいという、市内の高校に通う生徒たちが5日に会見を開き、今年度の活動について発表しました。

「あしかがを盛り上げたい」高校生ら・通称「あしもり隊」は、市の魅力発信や地域課題の解決のために2021年6月に結成され、地域と連携してさまざまな活動を行ってきました。

市内2つの高校の14人で始まった「あしもり隊」は今年度、8つの高校の112人が足利を盛り上げる活動に汗を流します。5日には、高校生たちが今年度の取り組みを発表しました。

今回初めて取り組むのは「神社エール」です。市内にある島田八坂神社から境内で行われる祭りについて、「昔のにぎやかさを取り戻したい」という依頼が事務局にあったことから、メンバー6人で装飾などを担当するということです。

ほかにもSNSを使って情報発信する「あしもりTV」、地元の祭りを盛り上げるためにイベントの企画運営を行う「おまもり部」、4年目となるキッチンカーイベントをパワーアップさせる「あしかがCOOKフェス」などに取り組みます。

また、高校生ならではの視点で足利の魅力を撮影する「写真部」デザイナーなどと連携し活動する「美術部」、それにバスの時刻表表紙デザインの制作などに取り組む「産業デザイン部」も足利を盛り上げます。

(「あしもり隊」隊長 足利工業高校産業デザイン科3年 初澤京さん)

「昨年度までの経験を生かして、独自性が溢れる高校生らしい活動ができたらと思う」

(「あしもり隊」副隊長 足利清風高校普通科2年 須永健介さん)

「足利市は映画などの聖地にもなっているので、そういったことを発信しながら、神社や歴史もあるので(活動に)生かしていきたい」