とちぎテレビ

森林の保全活動に貢献しようと、飲料会社と県と栃木市は8日、連携して森林の整備を進める協定を新たに結びました。

「森づくり推進事業」の協定を新たに結んだのは、飲料会社のサントリーホールディングスと県、それに栃木市の3者です。

協定ではサントリーホールディングスは森林の整備活動に必要な人や資金などを提供し、県は、活動の技術的な助言やPRをそして栃木市は場所を提供することで3者が連携し森林の保全活動を行うとしています。

サントリーホールディングスは飲料のために汲み上げる地下水を守るため、きれいな水を生み出す森を保全していく「天然水の森」活動を2003年から行っています。今回の協定で、サントリーの「栃木 梓の森工場」の近隣の都賀町木を含む3ヵ所、合わせて72ヘクタールほどの森林が、市が管理する市有林からサントリーが管理する「天然水の森」となりました。

これで「天然水の森」は日光市に加えて県内2カ所目となります。