とちぎテレビ

夏のレジャーシーズンを前に鹿沼市の大芦川流域で川遊び客の迷惑行為や迷惑駐車を防止しようと6日、パトロール活動の出発式が行われました。

鹿沼市を流れる清流・大芦川は川遊びなどで毎年夏場は多くの行楽客でにぎわいます。

しかし、バーベキューなどをめぐって迷惑行為が相次いでいることから鹿沼市は自然や周辺の住民の生活環境を守ろうと違反した人には最大5万円の過料を科す条例を今年4月に施行しました。

夏のレジャーシーズンを前に鹿沼市は6日から、迷惑行為に対する指導や条例の周知を行うパトロール活動を再開し松井正一市長も激励に訪れました。

市は大芦川流域の規制が必要なエリアを「環境保全区域」に指定し、下沢の大関橋から上流のおよそ30キロの範囲で、夜間もしくは終日の間、バーベキューや騒音、花火を禁止しています。

今年の春の大型連休中に行ったパトロールではバーベキューなどの迷惑行為に対して、口頭による指導が28件、周知が34件に上ったといいます。

松井市長や市の職員などは地域の人たちに条例の周知について協力を呼びかけました。