トヨタが「“凄い”セリカ」を実車展示! 「私をスキーに連れてって」仕様に“オジサン世代”がマジ歓喜!? そして復活の噂も?
「次期セリカ復活」に期待高まる! 「セリカGT-FOUR」展示
最近「セリカ復活」という話題がクルマ好きのなかで賑わいをみせているなか、2024年2月に新潟県湯沢町にある苗場スキー場で開催されたトヨタの「GR-FOUR雪上試乗会」で、「セリカ」が登場しました。
一体、セリカはスキー場とどのような関係性があるのでしょうか。
セリカはトヨタの2ドアクーペで、デビュー当時には日本初のスペシャリティカーとして注目を集めました。
【画像】超カッコいい! これが「次期セリカ?」です!(50枚以上)
初代は1970年に2ドアハードトップクーペとして誕生。
1973年4月にセリカリフトバックへと派生され、その後「セリカXX」、「セリカ GT-FOUR」、「セリカ コンバーチブル」といった、ボディタイプやスペックの異なる3つの派生車種が設定されました。
スキー場に展示されたセリカは4代目にあたり、1986年に登場した「セリカGT-FOUR(ST165)」というモデルです。
会場には2台のセリカが展示され、1台はノーマル仕様、もう1台は映画「私をスキー場に連れてって」の劇中に登場するレプリカモデルです。
作中では原田貴和子さんと高橋ひとみさんの愛車として登場。
映画のヒットとともにスキーブームがおこり、そのなかでセリカはスキー場へ通う女性達の憧れのクルマとなっていました。
またデートカーとして、男性からも人気を博していたそうです。
パワートレインは2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、駆動方式にはフルタイム4WDを採用。
そして同車はWRCに参戦するためのホモロゲーションモデルとして活躍し、レースカーと市販車ともに高い評価を受けました。
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セリカ復活の噂は、豊田章男氏から佐藤恒治氏にトヨタの社長が変わった際にSNSで「佐藤社長の夢は“セリカ復活”」として話題となったのがきっかけです。
2023年に開催された全日本ラリーの「新城ラリー」や「ラリー北海道」などでも度々話題となっています。
実際に豊田章男会長は「セリカが出るようにトヨタにお願いしている」と語っています。
現時点でTOYOTA GAZOO Racingは、正式にコメントを発表していませんが、今回のセリカ展示や、セリカのラリー仕様が様々なイベントでデモランを行ったりなど、往年のファンのみならず、多くのクルマ好きから大きな期待を寄せられています。