とちぎテレビ

任期満了に伴い、7月21日に投開票が行われる小山市長選挙に立候補を表明している現職の浅野正富市長が5日、公約を発表しました。

浅野氏は67歳。早稲田大学法学部を卒業後、弁護士として活動し、前回2020年の小山市長選挙で6選を目指した当時の現職を破って初当選を果たしました。

この4年間の成果として、財政調整基金を30億円以上に積み上げて財政再建に取り組んだこと、市民フォーラムなどで対話と連携を重視したことを強調しました。その上で、次の4年間の公約として7項目を挙げました。

(浅野正富氏「一番は田園環境都市のまちづくりで、すべての市民の『ウェルビーイング(心身ともに満たされた状態)』の実現を目指す」)

浅野氏はこのように述べ、「田園環境都市の実現とは、環境問題への対応というより人々の暮らしをよくするための施策を展開することだ」と意義を強調しました。

小山市長選挙には、市議会議員の小川亘氏56歳が自民党系の市議17人を中心に支援を得て立候補を表明しています。

小山市長選挙は7月14日に告示され、21日に投開票が行われます。