とちぎテレビ

鹿沼市の神社では、梅雨を彩るハナショウブが見ごろとなっています。

ムラサキや白、黄色など優美な花が、池のほとりに咲き誇っています。標高およそ700メートルほどにある鹿沼市草久の古峰神社では、敷地の中に整備された日本庭園「古峰園」におよそ2千株のハナショウブが植えられています。

今年は、気温が高い日が多かった影響か例年より1週間ほど早い6月15日頃に花が咲き始めました。満開のピークはやや過ぎてはいるものの山からの風に揺れる花は美しくゆったりと泳ぐコイとともに風情ある景色を作り出しています。

4日は、梅雨が明けたかのような暑さとなりましたが、木陰に入れば涼しく、訪れた人は花を見ながら散策を楽しんでいました。周辺では、あと1カ月もすれば赤とんぼが空いっぱいに飛び始めるといい秋がすぐそこに来ています。古峰神社のハナショウブはあと1週間ほど楽しめそうだということです。