とちぎテレビ

小学生が交通ルールの知識と自転車の運転技術を競う、栃木県大会が5日、鹿沼市の体育館で行われました。

「交通安全子供自転車栃木県大会」は、小学生に交通安全への関心を高めてもらおうと、県や県警、県交通安全協会などが毎年、開催しています。

大会には、県内各地の代表の小学校14校から、およそ80人が出場しました。競技は、1つのチームから4人が出場して、学科と実技テストの総合得点で順位が決まります。

自転車の正しい乗り方を競う安全走行テストでは、体育館に作られたコースで、声を出して交差点での左右の確認や踏切での横断、それに駐車している車両をよけるなど、児童たちは、交通ルールを守って安全に自転車を運転し、課題をクリアしていきました。

県警によりますと、県内で自転車による事故は、今年になって5月末までに379件起きていて、そのうち小学生が関係している事故は14件ということです。

競技の結果優勝したのは、昨年に続き茂木町の須藤小学校で、8月7日に東京で行われる全国大会に出場します。