高本彩花の卒業セレモニーに日向坂46全メンバー「すべての出逢いが私に大きな力をくれました」
![『11th Single ひなた坂46 LIVE』より カメラマン:上山陽介](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/6/9/69dcb_1695_5db81533_517c956d-m.jpg)
オープニングでは、明るく元気な日向坂46のイメージを覆す重低音とともにメンバーが登場。ひなた坂46の「座長」を務める高橋未来虹(「高」は「はしごだか」が正式表記。以下同)の「ひらがなライブ、行くぞー!」という一声でライブがスタートした。一曲目は、いきなり日向坂46の楽曲の中でも最もダンスの難易度が高い「ってか」。このステージをもってグループから卒業する一期生の高本彩花が、クールにセンターを務めた。続いて、山口陽世がセンターに立っての「One choice」。グループの「アオリ番長」とも呼ばれる山口らしく、「行くぞー!」と豪快に叫んだ。そして「You’re in my way」へ。センターの平岡海月らが曲中のセリフをカッコよく決めるたびに、観客から歓声が湧いた。
ここで最初のMC。高橋が大量の汗をかきながら、「みなさんの声援も相まって、会場、熱くないですか?」と今日の盛り上がりを表現した。高本は、「ひらがなひなたを全力で盛り上げるために死ぬ気で頑張る」と宣言した上で、先ほど「One choice」でセンターを務めた山口のパフォーマンスに心打たれ、涙が出たと告白。山口も「魂込めましたよ、私も死ぬ気でやってますから!」と応えた。
ここからは期別曲のブロック。グループ最年少の渡辺莉奈が「全員もっともっと盛り上がれんだろー!」と観客をアオり、竹内希来里が「弾けちゃえるジャンプ」を観客にレクチャーした上で、三期生曲「青春ポップコーン」をパフォーマンス。センターの石塚瑶季らメンバーが、弾けるポップコーンのようにジャンプするのに合わせ、観客も飛び上がって会場を揺らした。
次はファンにも人気が高い二期生曲「世界にはThank you!が溢れている」。センターを務めた清水理央は、間奏で大きな白いフラッグを使った見事な演技を見せた。続いて高瀬愛奈の「おひさま(日向坂46ファンの総称)、行っくよー!」という掛け声から、一期生曲「どうする?どうする?どうする?」。最後は、竹内をセンターにして三期生曲「ゴーフルと君」をパフォーマンス。全員でタオルを振り回して、フェスのような空気を作り上げた。
MCでは、今しがた披露した曲の裏話を紹介。実はセトリが組まれる前に、石塚が「青春ポップコーン」を歌う映像を森本茉莉に送ったことがあり、今回その石塚がセンターを務めることになって「瑶季のその(動画で見た)表情を見れたことが嬉しいです」と森本は語った。
なお、MCで話す内容を森本が考えているとき、石塚が「このエピソードどうですかー!」と提案したそう。また、高橋はレッスンで清水のダンスを見ていて、「日向坂46のパフォーマンスに欠かせなくなってくる」メンバーだと思ったという。最後は、仲良しの高本彩花と濱岸ひよりが、ふたりでいるときのノリで「やれんの?」と会場に呼びかけ、「やれるよー!」とファンが応えてMCを締めた。