貴公子ジュニア再び! 遠藤憲一が「カクレンジャー」新作に出演!
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 スーパー戦隊シリーズ第18作「忍者戦隊カクレンジャー」(1994〜1995)で貴公子ジュニアを演じた遠藤憲一が、8月4日から東映特撮ファンクラブ(TTFC)で配信される30年ぶり正当続編「忍者戦隊カクレンジャー 第三部・中年奮闘編」に出演することが発表された。

 「忍者戦隊カクレンジャー」は、忍者の末裔である5人の若者(鶴姫、サスケ、セイカイ、サイゾウ、ジライヤ)たちが、妖怪軍団と激しい戦いを繰り広げる物語。1994年2月から全53話が放送され、第1話から第24話が「第一部」、第25話から最終話までが「第二部・青春激闘編」として構成されていた。正当続編となる「第三部・中年奮闘編」では、レギュラーキャスト5名(小川輝晃、広瀬仁美、土田大、河合秀、ケイン・コスギ)が再集結、テレビシリーズ“第54話”ともいえる物語がつづられる。

 敵役としてテレビシリーズに出演しいた遠藤は、本作で妖怪大魔王の息子・貴公子ジュニアを再演。テレビシリーズでは敗北し、残留思念となりながら消滅した貴公子ジュニアがどのような形で本作品に関わってくるのかも注目だ。

 予告編とあらすじも公開され、新時代妖怪として、ガーベラ、スノウ/ユキオンナ、ウィーゼル/カマイタチが初登場することも明らかになった。ガーベラを演じるのは「仮面ライダーガッチャード」の第9話「ダッシュで京都!修学旅行!」、第10話「炎の京都!〜悲恋・ケミー雷電事件〜」に姫野聖役で出演していた木下彩音。また、ユキオンナを演じるのは「仮面ライダーギーツ」のツムリ役で知られる青島心。そしてカマイタチ役は「仮面ライダーガッチャード」第33話「伝説ライダー?100年早いな!」で仮面ライダーエターナルに変身するタソガレを演じた橋渡竜馬が務める。

 本作にはそのほか、人気ロックバンドMrs. GREEN APPLEのフロントマン・大森元貴がゲスト出演。神田伯山がテレビシリーズで故・三遊亭円丈が務めた講釈師役、五代高之が鶴姫(広瀬)の父である義輝役、土屋大輔と土屋圭輔が太郎&次郎にそっくりな三郎役&四郎役、貴峰康之がカクレンジャーたちをサポートしていた妖怪・ブン役、矢尾一樹が人間体をもたない“追加戦士”ニンジャマンの声を担当する。さらにテレビシリーズでスーツアクターを務めた高岩成二&高岩利恵(旧姓:村上)夫婦も出演。監督は坂本浩一、脚本は下亜友美が務める。

 東映による「第三部・中年奮闘編」あらすじは以下の通り。(編集部・入倉功一)

「忍者戦隊カクレンジャー 第三部・中年奮闘編」

30年前、人間の悪意や憎しみから生まれた妖怪の親玉、妖怪大魔王を封印した隠(かくれ)流忍者の5人。
時は令和に移り、今やSNSが進化したデジタル社会。
その進化は人々に新たな悪意や憎しみの感情を生み出させていたー。
鶴姫の招集により、吾郎の誕生日を祝うべく集まったサスケたち。
久々の再会で話に花が咲くその一方、新時代妖怪の影が近づいていた…。
買い出し中のサイゾウと吾郎の前に突如ユキオンナが現れ意味深な言葉を残したかと思えば、違う場所ではカマイタチが善良妖怪たちを襲い始める。
再び訪れた人間界の危機に、かつてのカクレンジャーが立ち上がる!?