いすゞ「新型”7人乗り”SUV」実車公開! 精悍「ブラック顔」採用のめちゃ”スポーティ”な「RS」登場! 新型「MU-X」タイで披露
スポーティ仕様の「MU-X RS」実車を公開
いすゞタイ法人は2024年6月26日から5日間、バンコクで開催された「バンコクオートサロン2024」にブース出展を行いました。
ブースでは、6月13日に発表されてまもない新型「MU-X RS」も登場しています。一体どのようなクルマなのでしょうか。
MU-Xは2013年に登場しました。3列シートミッドサイズSUVとして、生産国のタイをはじめASEAN地域や豪州、中東、中米など、世界60か国で展開する世界戦略車となっています。
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いすゞが国外で展開している世界戦略車のピックアップトラック「D-MAX(ディーマックス)」とプラットフォームを共通し、堅牢なラダーフレーム構造が持つ優れた悪路走破性や信頼性が高い評価を獲得しています。
現行型は2020年11月に登場。2024年6月には大幅改良が実施されました。
デザインは「Bold and Dynamic」をコンセプトとし、フロントバンパーには新たにエアカーテンを採用。卓越したエレガントさ、俊敏かつモダンなイメージを与えるだけでなく、高い空力性能を両立させ、デザインのアップデートを図っています。
インテリアはインパネやシート、ドアトリムなどを刷新し、細部にわたって作り込みと質感へのこだわりを徹底。クラスを超えた質感を実現し、機能性も高い次元へ引き上げられています。
先進機能では、新世代ステレオカメラの採用により、交差点進入時の対向横断歩行者、後退時や後側方車両の検知が可能になりました。
加えて、外気温が低い時にカメラレンズ周囲の曇りを防ぐ機能や、サラウンドビューモニターシステムも搭載。安全性能も高めています。
タイ仕様のパワートレインは、最大出力140kW・最大トルク450Nmを発揮する3リッターディーゼルエンジンに6速ATを組み合わせ、駆動方式はFR/4WDのどちらも用意します。
ボディサイズは全長4860mm×全幅1885mm×全高1875mm、ホイールベース2855mmです。
また、改良では新たに最上級モデルの新タイプ「RS」が登場。今回バンコクオートサロンではこのRSが展示されました。
エクステリアでは専用のブラックグリルやフェンダーアーチモール、ドアミラーカバーを装着。さらに専用のRSエンブレムもあしらい、スポーティで精悍な印象を持たせています。
インテリアでは、インパネ部のアンビエントライトやフットランプが追加され、上質感のある洗練された雰囲気に仕上げられました。
タイにおける新型MU-Xの価格は、118万4000バーツ(約507万円)から175万9000バーツ(約754万円)です。
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なお、バンコクオートサロンのいすゞブースでは、MU-X RSのほか、D-MAXや「V-CROSS」のカスタムカーなど、計6台が展示されました。