とちぎテレビ

栃木県内は7月4日、高気圧に覆われて気温が上がり、各地で今年一番の暑さとなりました。

宇都宮地方気象台によりますと、県内は4日、高気圧に覆われて朝から気温が上がり、佐野では36.7℃と猛暑日になりました。JR佐野駅前では日傘をさす人やアイスなど冷たいものを食べて暑さをしのぐ人の姿が見られました。

最高気温は、大田原で35・1℃、小山で35・0℃と猛暑日になったほか、那須烏山で34・7℃、宇都宮で34・5℃、鹿沼で34・4℃など、県内11の観測地点で今年の最高気温を更新しました。(4日午後5時現在)

県の消防防災課によりますと、県内では4日午後4時までに熱中症により8人が病院に搬送されました。この暑さは、5日も続き、5日の最高気温は、宇都宮と大田原でいずれもで35℃の予想です。

気象台ではエアコンの適切な使用やこまめな水分補給など、熱中症への対策を呼びかけています。