マツダが“白い”新型「和製スポーツカー」実車公開! 「ポルシェ」級スペックの「ロータリー」搭載車に熱望の声! “市販化”進む「アイコニックSP」に反響集まる

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艶やかに美しい…ホワイトの「アイコニックSP」に反響アリ

 2024年6月1日から2日にかけ、マツダは広島本社で「マツダタウンフェスタ2024」を開催し、マツダの2024年度の入社式で世界初公開された“白い”新型「アイコニックSP(ICONIC SP)」も展示されました。

 同モデルに対し、SNSなどでは様々な反響が集まっています。

白も美しい…

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 新型アイコニックSPは次世代の2シータースポーツカーで、2023年10月に開催された第1回「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開されたコンセプトモデルです。

 ボディサイズは、全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mm。車両重量は1450kgと、かなりのコンパクトサイズ。

 新型「アイコニックSP」の特徴として挙げられるのがマツダを象徴する軽量・コンパクトなロータリーエンジンの搭載で、50:50前後重量配分を実現するほか、エクステリアは優れた運動性能を印象づける低重心のプロポーションを目指しています。

 新型アイコニックSPに搭載されるロータリーエンジンは「2ローターRotary-EVシステム」というもの。最高出力は370PSを発揮し、従来のガソリンだけではなく、水素をはじめとした様々な燃料の使用が可能となっているといいます。

 そのパフォーマンスについて代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘氏は、2024年1月に開催された東京オートサロン2024で「ポルシェ『911』相当のパフォーマンスを秘めている」としており、スポーツカーとしての能力の高さも自負しているようです。

 そんな新型アイコニックSPですが、登場当時から多くの称賛の声が上がっており、その熱い声に応えるべく市販化に向けて動いているといいます。

 前述の東京オートサロン2024の際、毛籠氏は「アイコニックSPに対し、極めて大きな反響、そして熱烈な声をいただき、我々も感激しました。そこでなんとか(市販化を)実現できるように、まずロータリー開発部門のスタートを切りました。これはまだまだ解決しなければならない技術的な課題があり、ハードルもものすごく高いです。しかしマツダが得意とするあくなき挑戦精神で立ち向かってみようと、現在社内の奮起を期待しているところです」とコメントしています。

 期待が高まるアイコニックSPですが、ジャパンモビリティショー2023に登場した車両は、コンセプトカラーとされる鮮やかなヴィオラ・レッドをまとっていました。

 今回の「マツダタウンフェスタ2024」には同モデルも展示されましたが、合わせて “白い”新型アイコニックSPも登場しました。

 “白い”新型アイコニックSPでは、ボディカラーをホワイトとしたほか、フロントのセンターには黒いストライプも配されており、ジャパンモビリティショー2023登場車両とは若干異なる仕様となっています。

 ミラーの形状も異なるほか、内装が作り込まれていない状態で、初期のデザイン検討に用いたプロトタイプ的な存在の1台とも推察されます。

 そんな同車に対し、様々な反響が寄せられています。

 一番多く見られるのは、「無駄なものを削ぎ落とした素晴らしいデザイン」、「日本車のイメージを飛躍的に上げるデザイン」、「街中を走っている姿を見たらワクワクする!」など、デザインに対するコメント。

 また、ポルシェ911に匹敵するパワーを賞賛する声や、マツダならではのロータリーエンジン搭載を歓迎する声も多数寄せられ、市販化が大いに期待されている様子が見られます。