ラウンド16を控えるドイツ代表に思わぬ“伏兵”…蚊が大量発生→殺虫剤散布で前日練習の開始が遅延

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 EURO2024・ラウンド16のデンマーク代表戦を控えるドイツ代表に、思わぬアクシデントが発生したようだ。28日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』などが伝えている。

 グループAを2勝1分の首位で突破し、決勝トーナメントへと駒を進めたドイツ代表。開催国として本大会に臨んでいる同国代表は、28年ぶりの欧州制覇に向けて順調な歩みを続けているが、28日に行われるラウンド16のデンマーク代表戦を前にして、予期せぬトラブルに見舞われたという。

 現在、バイエルン州に位置するヘルツォーゲンアウラッハでトレーニングを行うドイツ代表は、午前11時から前日練習の開始を予定していた。しかし、ドイツ南部での豪雨による大規模な洪水の影響により、練習場では大量の蚊が発生。高い湿度も重なったことで、その数は増加し、殺虫剤を散布する事態に陥ったようだ。

 しかし、この行為が逆効果に。殺虫剤が発する異臭があまりに強烈だったため、わずかなトレーニングすら行うことができずにセッションは中止。急遽、時間を変更してトレーニング開始は先送りとなった。なお、ドイツメディア『スカイ』によると、太もも裏の肉離れによってデンマーク代表戦への出場が不透明となっているアントニオ・リュディガーは、前日練習に参加した模様だ。