タクシー強盗をした疑いで26日逮捕された男は、出頭時に所持金が100円だったうえ、

「逃げられなくなってあきらめた」などと話していたことがわかりました。

広島市西区南観音の無職の男(40)は、23日午後2時25分ごろ、広島市東区二葉の里の路上で

タクシー運転手の男性(70)の首元にはさみを突きつけて、現金1万2000円を奪い取るなどした疑いがもたれています。

男は事件から3日後の26日、広島市南区の比治山交番に出頭し逮捕されましたが、

捜査関係者によりますと、その際所持金は100円玉1枚で、

「逃げられなくなってあきらめた」などと話していたということです。

警察は奪った現金の使い道や動機について捜査しています。