60代、スマホが「自分の世界を広げる」きっかけに。家事や暮らしをラクにする活用テク4つ
60代以降の世代から「うまく使いこなせていない」という声が多いスマートフォン。でも、ちょっとしたコツを知れば生活がラクになり、毎日の暮らしが楽しく。現在61歳、インフルエンサーの金子敦子さんも「スマホで世界が広がった」ひとり。金子さんが感じるスマホやSNSのよさ、iPhone「音声アシスタント」機能の活用テクを紹介します。
60代からでも臆せず挑戦!スマホで世界が広がります
「あっこたん」の愛称で知られる人気インフルエンサー・金子敦子さん。50代で始めたブログ『命短し恋せよ乙女★50代の毎日コーデ』が話題となり、61歳になった現在は、インスタグラムを中心に、大人のためのファッション・コーディネートを発信中です。
「XやインスタグラムといったSNSは若い人のものというイメージがありますが、臆せずにやってみたら、アラカンだってとっても楽しい!」と、金子さんはワクワクした笑顔で話します。
やってみたいこと、挑戦したいこと、それに取り組んでいる自分の姿や様子を発信することで、「世界が広がるきっかけになった」のだそう。
「もともとは看護師をしていた私ですが、今では単行本を出版したり、コラボ商品をつくったりするようになりました。それもこれもSNSで発信していたから。たとえば、おうちの片づけやダイエット、ウォーキング、裁縫とか、なんでもいいと思います。
できなかったことができるようになる過程を、SNSを通じてみんなと共有してみてはいかがでしょう? 同じような悩みや目標をもっている人とつながることで励みにもなるし、なにより、自分自身の成長につながれば、それがいちばんうれしいですよね」(金子さん)
スマホ1つで世界中とつながる時代。使いこなせば、人生がもっと豊かに楽しくなる可能性を秘めています。
iPhoneの機能「Siri」活用で毎日が便利に
そんな金子さんが日々活用するのが、iPhoneの音声アシスタント機能「Siri(シリ)」。「Siri」は、「ヘイ、Siri」と呼びかけるだけで、さまざまなお願いができます。文字を打ち込むのが面倒になってくる60代以上にピッタリの使い方を4つご紹介。
●1:朝はスケジュール確認
「ヘイ、Siri。今日の予定を教えて」とスマホに呼びかけると、あらかじめ入力したカレンダーの予定を表示してくれます。
●2:買い物リストを頼む
「リマインダー」の「買い物リスト」を使えば、冷蔵庫の在庫を見ながら「買い物リストに、卵」などと言うだけで、追加してくれます。
●3:料理中はタイマーに
調理中、タイマーを合わせるのに手が使えないときにも「○分のタイマーかけて」とスマホに話しかけるだけでカウントダウンが始まります。
●4:寝るときは「〇時にアラーム」
アラームのセットも「Siri」に話しかけるだけ。朝から晩まで自分専用の“バトラー”として活躍してくれます。