親友の婚約者から肉体関係を迫られる主人公、女性を見下す猟奇的なサラリーマンも 主演・奈緒の映画『先生の白い嘘』キャラクター紹介映像
7月5日(金)公開の映画『先生の白い嘘』より、キャラクター紹介映像が解禁された。
本作は、『月刊モーニング・ツー』(講談社)で連載された鳥飼茜氏の同名漫画を実写映画化したもの。ひとりの女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出したという作品だ。主人公の原美鈴を奈緒が演じるほか、猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介らが共演。『植物図鑑 運命の恋拾いました』『弱虫ペダル』などの三木康一郎監督がメガホンをとる。脚本を手がけたのは、『劇場版 きのう何食べた?』の安達奈緒子氏。
解禁された15秒の映像は、奈緒演じる主人公・美鈴を始めとした登場人物たちの様々なキャラクターが切り取られたもの。主人公の美鈴(奈緒)は、地味で平凡な毎日を過ごす高校教師。しかし、親友の美奈子の婚約者の早藤から無理やり肉体関係を迫られ、その後も関係を続けてしまっている。
(C)2024「先生の白い嘘」製作委員会(C)鳥飼茜/講談社
新妻(猪狩蒼弥)は、美鈴がクラスを受け持つ生徒。性に対するトラウマを持つ美鈴の痛みに共感し、やがて恋心を抱くようになる役どころだ。映像では、人が苦手でクラスでも浮いていた新妻が、美鈴への想いを向ける姿がおさめられている。
(C)2024「先生の白い嘘」製作委員会(C)鳥飼茜/講談社
美奈子(三吉彩花)は、不動産会社の取締役を父に持ち、学生時代からの恋人と婚約する。映像では、美奈子が笑顔いっぱいに美鈴に婚約を報告する場面から一転「幸せそうなフリして、愚かで惨めな女だって思ってた?」と言い放つシーンが映し出されている。
(C)2024「先生の白い嘘」製作委員会(C)鳥飼茜/講談社
早藤(風間俊介)は不動産会社に務めるエリートサラリーマン。人当たりも良く社交的だが、女性を見下して暴力をふるう、猟奇的でサディスティックな一面を持つ人物だ。映像では、婚約者の美奈子の頬を愛おしそうに撫でる一方で、美鈴を後ろから抱きしめるなど、親友同士であるふたりの女性と関係を持つ様子が切り取られている。さらに、「俺さ、怯えた女じゃないと欲情しないんだよ」と歪んだ性格をうかがわせるセリフも登場している。
『先生の白い噓』は7月5日(金) 全国劇場&3面ライブスクリーンにてロードショー。